【未経験中途の転職】デロイトトーマツコンサルティングへ!難易度やポイントを解説

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【転職|選考体験談|20代】デロイトトーマツコンサルティング(DTC)|四次面接・五次面接

デロイトへの転職を考えている人

デロイトへの転職を考えている人

デロイトに転職しようかなって考えてる。やっぱり人気だし、難易度は高いのかな?あと転職活動って大変?

デロイト転職って難易度高いの!?
難易度は高い!
特にコンサル未経験の人は転職エージェントをうまく活用して選考対策を必ず行おう!
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本記事を読むことで、デロイトへの転職の難易度や転職活動でやるべきことがわかります。

プロフィール

コンサル転職を考えている方

カラクリ
  • 総合系コンサルファームに5年間勤務。
  • 転職活動は3回経験。戦略ファームへの転職活動も行う。
  • 現在は地方の中小コンサルに勤務中。

詳細プロフィール

もちろん、デロイトの選考も受けました。
本記事はこんな私が解説します。

デロイトトーマツコンサルティングとは

デロイトトーマツコンサルティングとは

デロイトトーマツコンサルティングとは、以下の特徴を持つコンサルティングファームです。

そんなん知っているよ!という方は、スクロールして本章を読み飛ばしてください。

世界四大会計事務所(Big 4)の一角デロイトのコンサルティングファーム

世界四大会計事務所(Big4)とは下記のことです

  • デロイト・トウシュ・トーマツ
  • プライスウォーターハウスクーパース
  • KPMG
  • アーンスト&ヤング

世界の上場企業の殆がBig4の監査を受けているそうです。

デロイトトーマツコンサルティングは、そんなBig4の一角、デロイト・トウシュトーマツのコンサルティング会社です。

なお、Big4を「Big4のコンサルファーム」という意味で使う場合もあります。

総合コンサルファームの一つ

また、デロイトは、コンサル業界の中では総合コンサルファームに分類されます。

総合コンサルファームとは、しっかりとした定義があるわけではありませんが、ざっくり言うと次の通りです。

多様な業界・機能・テーマについてのコンサルティングを行うファーム

要は戦略のみ、とかITのみとかではなく、戦略もITも、自動車も小売も、新事業創出も組織改革もやるよというファームのことです。

一般に総合コンサルと言われているファームは下記なとがあります。

総合コンサルに該当するファーム

Big4のコンサルファーム(デロイト、PwC、EY、KPMG)、アクセンチュア、アビーム、ベイカレント、日立コンサルティング、シグマクシス

実は外資系ではなく内資

デロイト含めBig4は、ついつい外資と考えがちですが、実際は内資です。

日本の監査法人やコンサルファームがグローバルの本部と業務提携しているだけです。

要はフランチャイズみたいなもので、グローバルの本部がセブンイレブン本社で、日本含め各国のBig4がセブンイレブン各店舗みたいな感じです。

実際、各国の法人名はグローバルと異なる名称の場合もあります。

デロイトだとわかりにくいですが、KPMGの場合、日本の監査法人名が「有限責任あずさ監査法人」ですしね。

参考

実はデロイト・トウシュ・トーマツの「デロイト」、「トウシュ」、「トーマツ」のはそれぞれ人名で、トーマツは日本の会計士「等松農夫蔵」が由来です。

(デロイトはアメリカの「ウィリアム・ウェルチ・デロイト」、トウシュはイギリスの「ジョージ・トウシュ」。)

Wikipediaによると、等松さんは海軍主計科士官(海軍の経理・総務的な役職)で、戦後に公認会計士になったんだとか。

日本人が由来だと親近感が湧きますね!

各種の人気就職先ランキングで上位に入る

デロイトは皆さんご存知の通り、各種の就職先ランキングで上位に入っています。

例えば下記などです。

  • 21卒東大生の就職先ランキング:4位(引用元:東京大学新聞社)
  • 働きがいのある企業ランキング2022:10位(引用元:openwork)
  • 世界で最も魅力的な就職先ランキング:13年連続選出(引用元:デロイト)

日本国内でももちろん、世界的にも有名なことがわかりますね。

業界研究本を一冊読むのもあり

こういった各ファームの特徴をざっくり掴みたいという方は、コンサル業界の業界研究本を一冊読んでみるのをオススメします。

一冊読むだけで各ファームの特徴が頭に入ってくるので、志望動機を作るのにも役立つかと。

オススメはコンサル転職エージェントとして有名なコンコードの業界研究本です。

デロイトトーマツコンサルティングの年収と組織構造

デロイトトーマツコンサルティングの年収と組織構造

デロイトへの転職を考える上でもう一つおさえておきたいのが、デロイトの年収。

コンサルファームの年収は、クラス(職位、タイトルと言ったりもします)で大きく変わってきます。

デロイトのホームページより、デロイトのクラスは以下のようになっています。

デロイトの組織構造

OpenWorkの情報を基にすると、それぞれの年収レンジは以下のようです。

クラス 年次 年収レンジ(万円)
アナリスト 1~2年目 530~650程度
コンサルタント 2~5年目 630~800程度
シニアコンサルタント 4年目~7年目 700~900程度
マネージャー 6年目~10年目 1,200~1,400程度
シニアマネージャー 8年目~ 1,300~1,800程度
ディレクター ? 1,500~2,000程度
パートナー ? 2,000~20,000程度

シニマネ以降は情報源によって数値がだいぶ変わってきているので、信ぴょう性が微妙かもしれません。が、マネージャー以下はみなさんだいたいこんなもんのようです。

デロイトトーマツコンサルティングに転職するメリット

デロイトトーマツコンサルティングに転職するメリット

それぞれ解説します。

優秀な仲間と競い合える

先程のランキングでみてわかるように、デロイトは人気就職先の一つです。

そのため、優秀な学生・社会人がこぞって就職面接を受けに来ています。

特にコンサルファームですから、地頭の良い人が多いです。

切磋琢磨することで、知的な刺激を受けられる環境はなかなか他社では得ることができません。

給料が高い

一般的なイメージ通り、コンサルファームは給料が高いです。

  • 33歳 インターネット企業向けシステム開発PM 現職年収650万円

    大手IT系コンサルティングファーム シニアコンサルタント オファー年収720万円
  • 26歳 専門商社経営企画職 現職年収600万円

    大手総合系コンサルティングファーム コンサルタント オファー年収670万円
  • 35歳 金融情報ベンダー システムエンジニア 現職年収650万円

    大手総合系コンサルティングファーム シニアコンサルタント オファー年収750万円
  • 29歳 大手プラント事業会社にて海外プラントプロジェクトマネージャー 現職年収750万円

    大手総合系コンサルティングファーム コンサルタント オファー年収720万円

引用元:【未経験からコンサルタントへの転職】年収は上がるのか?ファームの年収・給与体系と未経験からの転職事例

また、OpenWorkの情報を基に他のコンサルファームと年収を比較すると以下のようになります。

コンサルファームの平均年収

戦略ファームにはおとるものの総合ファームの中ではPwCと並んでトップクラスです。

さらに、Big4全てから内定をもらった先輩に聞いた話ですが、Big4の中ではオファー金額が最も高かったのがデロイトだったと聞きました。

給料アップを目指して転職したい人には良い転職先と言えるでしょう。

ポストキャリアの幅が広がる

デロイトは人気就職先でもありますし、後述するように、就職難易度も高いです。

さらに、業務内容は相当ハードです。

そのような環境で数年働くと、スキルはもちろん付きますし、加えてそうとうな箔がつきます。

≫参考:【身に付けて損なし】コンサルスキル一覧【その後のキャリアも解説】

コンサル業を最終キャリアとする人は少ないですし、あなたもそうかもしれません。

そんなあなたにもおすすめと言えます。

デロイトトーマツコンサルティングに転職するデメリット

デロイトトーマツコンサルティングに転職するデメリット

メリットがある一方でもちろんデメリットもあります。

それは下記です。

プライベートの時間が少なくなる

働き方改革が進んだとは言え、コンサルファームは激務です。

私は業務系プロジェクトやIT系プロジェクトがメインでしたが、忙しい時はそれぞれ下記くらいの残業をしていました。

  • IT系プロジェクトで200時間近く
  • 業務系プロジェクトで200時間超え

ピーク時は土日の両方がなくなりました。

常にこのような状況というわけではありませんが、他の職種よりも頻度は多いと思います。

多くのメリットがある一方、生活が仕事中心になってしまうというデメリットはあらかじめ認識しておきましょう。

ストレスフルで体調を崩す可能性もある

激務つながりですが、体調を崩す可能性が高いです。

私の先輩でデロイトに転職した人がいるのですが、次のような働き方だったそうです。

デロイトに転職した先輩から聞いた激務状況
  • 朝と夕方にマネージャー(上司)と進捗確認の打合せが入る。
  • もちろん激しく詰められる(コンサルとして価値がないなどと言われる)
  • 朝の指摘事項は夕方までに修正。もちろん夕方の指摘事項は翌朝までに修正。
  • これを月曜から金曜まで繰り返し続ける。

うわ、めっちゃマイクロマネジメント・・・。そして寝れないやつ・・・。正直自分だったら吐きそうになりますね。

と思ってたら、先輩も身体を壊してしまい、一時期はメンタル系の薬を飲んでいたそうです。
(今はもう大丈夫みたい)

もちろん、プロジェクトや上司によりますが、これくらいになることはあなたにも十分ありえます。

働き方改革が進んでいるとは言え、これくらいストレスフルになるということは覚悟しておいた方が良いでしょう。

あらかじめ自身の適性を見ておくと安心

ここまでの解説を読んで、自分がデロイトに入社してやっていけるのかどうか、不安な方もいるかと思います。

そのような方には、ミイダスのコンピテンシー診断をオススメします。

Webテストの性格検査のような形式で回答していくと、自分の特性に合った職種がわかります。

下記は、17職種への適性の診断結果(のうち、適性の高い職種)です。

10点に近いほど適性があります。

適性の高い職種

特に適性の高い職種については、さらに細かく評価してもらえます。

適性の高い職種の詳細

ミイダスに無料登録後に、コンピテンシー診断ができますので、気になった方はぜひ登録してみてください。

デロイトトーマツコンサルティングへの転職難易度

デロイトトーマツコンサルティングへの転職難易度

さて、こんなデロイトへの転職難易度は、下記の通りです。

デロイトトーマツへの転職難易度
  • コンサル未経験者には難易度が高い
  • 学歴(旧帝大、早慶)や類似した経験があると少し入社しやすくなる印象
  • モニターデロイトはコンサル経験者でも難易度が高い

要は、コンサル未経験であれば、しっかりとした対策が必要ということです。

ちなみに、モニターデロイトは、デロイトの戦略部門です。

戦略部門は、フェルミ推定/ケース面接などがあり、難易度が段違いに高いです。

コンサル経験者でも苦戦します。

コンサル経験者であっても、モニターデロイトを狙う場合はしっかりと対策した方が良いでしょう。

≫参考:フェルミ推定対策マップ|知識ゼロから面接突破までの方法

今だけデロイトに転職しやすいかも!?

ご存知の方も多いかもしれませんが、デロイトは2022年から5年間で社員数を4,000人から10,000人に増員する予定です。

≫参考:デロイトのコンサル採用責任者が初激白、「5年後に1万人」大増員計画と人材引き止め策の全貌

比率で言うとなんと2.5倍!退職者も考慮すると相当数を採用するということです。

今であれば少し面接でへまをしても採用されるかもしれません。

採用意欲の高い今のうちに転職活動を始めよう

デロイトトーマツコンサルティングの選考を実際に受けてみた

デロイトトーマツコンサルティングの選考を実際に受けてみた

実は私もデロイトへの転職活動を行っていました。

受けた部門は戦略系のモニターデロイト。

結果は、、、一次面接落ち。。。
でもちょっと凡ミスったのでもう一回やり直したい面接の一つなんですよね。。。

なお、デロイトの選考の流れや一次面接で聞かれた内容をまとめると下記になります。

受けた部門 モニターデロイト(戦略部門)
選考の流れ 書類

面接(複数回)
※Webテストはなし
一次面接の内容
  • 雑談・自己紹介
  • 一般質問①:志望動機
  • 一般質問②:最近興味のあるビジネスは?
  • フェルミ推定:趣味
  • ケース面接:新聞屋さんの利益を3倍にする施策
一次面接の結果 お見送り・・・
感想
  • しまった、凡ミスった・・・もう一回やり直してぇぇ!!
  • 教科書通りにやるんじゃなくて、毎回ゼロベースから考えないとダメだ
  • もっと転職エージェントと色んな種類の模擬面接を練習しておけばよかった・・・

詳細は【選考体験談/20代】デロイトトーマツコンサルティング(モニターデロイト)の転職面接で解説していますので、気になった方はチェックしてください。

デロイトトーマツコンサルティングへの転職活動でやるべきこと

デロイトトーマツコンサルティングへの転職活動でやるべきこと

たくさんありますが、主だったものは下記です。

  • 志望動機や自己PR準備の作成
  • フェルミ推定やケース面接の対策
  • WEBテストの対策

その他の転職の流れや期間が知りたい方は、【コンサル未経験】転職にかかる期間【流れと忙しさも解説】を読んでみてください。

デロイトトーマツコンサルティングに転職するならまずエージェント登録をした方が良い

私はコンサル転職を考えている人には転職エージェントの活用をおすすめしています。

なぜなら、選考対策や各ファームとのやり取りを自分だけでやるのは無理があるからです。

大手コンサルにいた時に転職してきた方に、エージェントの活用状況を聞いていたのですが、エージェントを使わずに転職してきた方は、ほとんどいなかったです。
(正確には一人だけいた)

実際、エージェントが下記などを通じて、転職活動を支援してくれます。

  • 書類、面接、WEBテ対策(フェルミやケース対策含む)
  • 選考説明会の情報提供(参加でWEBテ免除のファームもあり)
  • 応募先との面接の日程調整
  • 内定後の給料交渉
  • 非公開求人の情報提供

エージェントなしでやるとすると、これらを全部自分でやるわけです。
だいぶキツくないですか?

求職者側は無料ですし、使わない手はないと思います。

デロイトトーマツコンサルティングへの中途転職に強い転職エージェント

総合コンサルを目指す方におすすめの転職エージェント

デロイトへの転職に強い転職エージェントをランキング形式で紹介します。

なお、エージェントの選定基準も含めより詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

[1位]アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング

デロイトなど総合コンサルに強いコンサルエージェントと言えばここです。
おそらく、全エージェントの中でトップだと思います。

役員やキャリアアドバイザーの経歴を見るとわかりますが、戦略ファーム出身者よりは、総合ファーム出身者が多いです。
それだけデロイトを含む総合ファームとのコネクションが強いということです。

非公開求人も全体の77%を占めており、アクシスにしかない選考ルートを持っているようです。

アクシスコンサルティングの基本情報
書類対策/面接対策の内容
面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社 アクシスコンサルティング株式会社
設立 2002年4月
公開求人数 非公開
非公開求人数 全体の77%
料金 無料

【アクシスコンサルティング】の無料相談に申し込む

[2位]JACリクルートメント

JACリクルートメント

英語を活かす仕事や、外資系企業への転職に強いエージェントです。

英語力を活かした仕事がしたい・外資系企業に転職したい、という中でコンサルも見ている、という方にはオススメのエージェントです。

デロイトなど総合コンサルファームとのコネクションが強いこともあり、面接の過去問だけでなく、面接官の人柄なども教えてくれることがあります。
そのため安心して面接に臨めます。

ちなみに、デロイトと同じ総合系に分類されるアクセンチュアには年間100名送り込むなど実績も豊富です。

JACリクルートメントの基本情報
書類対策/面接対策の内容
面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
設立 1988年3月7日
公開求人数 15,000
非公開求人数 全体の60%
料金 無料

[3位]コンコードエグゼクティブグループ

コンコードエグゼクティブグループ

戦略コンサルをメインとした転職エージェントです。

上記2社と比較すると、総合コンサルへの転職はそこまで強くないので、総合コンサルの過去問が少な目ですが、面接対策が手厚いので、おすすめです。
(モニターデロイトなど戦略ファーム・戦略部門狙いであれば超おすすめです)

コンコードエグゼクティブグループの基本情報
書類対策/面接対策の内容
面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社 株式会社コンコードエグゼクティブグループ
設立 2008年
公開求人数 非公開
非公開求人数 非公開
料金 無料

コンコードの無料相談に申し込む

まずはエージェントに登録してデロイトへの転職活動を開始しよう

以上、いかがでしたでしょうか?

本記事を読んでデロイトへの転職を考えてみようかなと思った方は、まずエージェントの話を聞いてみましょう!

本記事で紹介したおすすめエージェントの一覧を再掲しておきます。

ランキング 1位 2位 3位
エージェント名 アクシスコンサルティング JACリクルートメント コンコードエグゼクティブグループ
アクシスコンサルティング JACリクルートメント コンコードエグゼクティブグループ
総合型/コンサル特化型 コンサル特化型 総合型 コンサル特化型
得意な領域 総合・IT系
(戦略系も少し実績あり)
総合・IT系 戦略系
運営会社 アクシスコンサルティング株式会社 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント 株式会社コンコードエグゼクティブグループ
設立 2002年4月 1988年3月7日 2008年
公開求人数 非公開 15,000 非公開
非公開求人数 全体の77% 全体の60% 非公開
料金 無料 無料 無料
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