JACリクルートメントが転職エージェントとして割とオススメって聞いたけど、実際どうなの?使ってみた人の感想を聞きたい!
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
本記事を書いている私は新卒で総合コンサルに就職し、今年で5年目です。
過去に戦略ファームへの転職活動を行っていたことがあります。
その際に、転職エージェントの候補としてJACリクルートメントを使うかどうかを検討していました。
また、つい最近に、私の友人が総合コンサルへの転職にJACリクルートメントの使用を検討しており、最新の情報を共有いただきました。
本記事では、JACとの実際の面談内容を紹介しつつ、JACリクルートメントを活用するメリデメや利用をオススメする人について解説します。
※急いでいる方もいると思いますが、JACにはまだ登録しないでください。本記事を読んで自分に合っているなとわかった上で登録しましょう。
目次
- 1 感想・口コミの前にそもそもJACリクルートメントとは
- 2 JACリクルートメントを実際に使ってみた
- 3 JACリクルートメントを実際に使っての感想
- 4 感想を踏まえたJACリクルートメントを転職エージェントに活用するメリット
- 5 感想を踏まえたJACリクルートメントを転職エージェントに活用するデメリット
- 6 JACリクルートメントに対する他の人の感想・口コミ
- 7 メリデメや感想・口コミを踏まえたJACリクルートメントの利用がオススメの人
- 8 メリデメや感想・口コミを踏まえたJACリクルートメントの利用がオススメできない人
- 9 JACリクルートメントへの登録方法
- 10 JACリクルートメントに登録して転職活動を開始しよう
感想・口コミの前にそもそもJACリクルートメントとは
感想や口コミに入る前に、JACリクルートメントについて簡単に解説しますね。
JACリクルートメントの特徴は下記の3つです。
それぞれ解説します。
リクルート、パーソルに次ぐ日本で三番目の規模の転職エージェント
もしかしたら知らない方も多いのかもしれませんが、リクルート、パーソルに次ぐ日本で三番目の規模の転職エージェントです。
(私は知りませんでした…)
それだけ実績が多く各企業とのコネクションが強いということです。
ミドル/ハイクラスなどの高年収の転職や経理・財務・人事などの専門職の転職や外資系への転職に強い
海外拠点があることもあり、外資系への転職に強いです。
日本以外にも、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港特別行政区、韓国、ベトナム、インド、英国、ドイツで転職支援サービスを提供しており、海外の求人も扱っているようです。
また、経理・財務・人事などの専門職や、高年収の転職支援が強いとのこと。
コンサルファームも、外資が多いですし、一般に高年収ですから、一つの得意領域かもしれませんね。
求人企業各社ごとに専任のエージェントをつけている
JACリクルートメントは、求人企業各社ごとに専任のエージェントをつけています。
そのため、各企業の面接官の情報や面接で聞かれる内容など、詳しい情報を持っており、十分な事前対策ができます。
JACリクルートメントを実際に使ってみた
こんなJACリクルートメントの初回面談を私の友人が受けてきたので、実際はどんな感じだったのかを教えてもらいました
その内容を以下の3つに分けて書きます。
なお、こんな面談の様子なんか興味ねぇよ!って人は次のJACリクルートメントを使ってみての感想へ飛んでください!
登録~面談前まで
色んなサイトで転職エージェントの情報を収集した上で、エージェント候補の一つとしてJACリクルートメントの話を聞いてみることにしたそうです。
早速、以下のページにメールアドレスを入力し、ボタンを押して無料会員登録。
届いたメールに記載のURLをクリックし、簡単なプロフィールや転職のきっかけなどを入力していきます。
送信ボタンを押すとすぐにシステムメールでの自動返信が来ていたそうです。
翌日にはさっそくエージェントから電話が!
面談に向けた日程調整がしたいとのこと。
対応が速いですね~。
日程を決め、電話を切るとすぐにメールが来たそうです。
内容は、日程の確認に加え、簡単なアンケート(転職理由、希望年収など)とレジュメの提出のお願い。
友人はこの時点ではちゃんとしたレジュメが無かったそうで、レジュメは送らなかったそうです。
ということで面談当日へ。
面談当日
私の友人はコロナ後でしたので、ZoomでのWEB面接だったそうです。
エージェント3名体制での面談!
何よりもびっくりしたのが、面談が3名体制だったこと!
私も何社かエージェントの初回面談を経験していますが、複数名のエージェントが出てくるのは聞いたことがありません。
手厚いですね~
こちらの転職希望業界を聞きたい感じ
面談では、JACの特徴を聞いた上で、友人の転職理由などの深堀してきたようです。
「JACリクルートメントとは」に書いたように、各エージェントが各企業を担当しています。
そのため、どのエージェントにまで情報を共有するか考えていたんだと思います。
友人は、戦略ファーム以外にもベンチャーやスタートアップも考えていたので、それを伝えたそうです。
コンサルファームへの転職実績は?
友人はコンサルへの転職をメインに考えていたので、特に気になって聞いたみたいです。
エージェント「弊社は総合系ファームへの転職が中心ですね。アクセンチュアには、1年間に100人くらい送り込んでいます。
戦略系は年間数名程度ですね…Bainなんかは取引もないですし。でも、総合系の戦略部門も実績がありますよ!」
みたいな回答だったとのこと。
総合系は得意みたいですが、戦略系はあんましみたいですね。
選考対策は?
コンサル転職だと気になるのが選考対策。友人も気になって聞いたそうです。
書類対策:OK!
一般質問対策:OK!
フェルミ・ケース対策:イマイチ
フェルミ・ケース対策については、知合いなどからサポートしてくれる人を見つけて、JACを使いつつサポートを受ける手はありますが、やっぱり戦略系はあまり得意ではないみたいですね。
オススメの求人をその場で紹介してもらえた
一通り話終わったところで、最後にオススメの求人をいくつか紹介してもらえたとのこと!
友人の志望先に合わせて、コンサルだけでなく、ベンチャーやスタートアップなども紹介してもらったそうです。
もちろん、その場で受ける/受けないの結論を出す必要はなく、こちらの志向性を確認するような感じだったそうです。
面談終了後
翌日からどんどん求人紹介メールが届くように
面談が終わって翌日から求人紹介が来るようになったそうです。
何度も言うように、各企業に各担当がついていますが、その各担当から連絡が来るので、ほんとに色んな方から連絡メールがきたとのこと。
なんと初日は10件近くも!
一人の求職者に対して複数人で対応する手厚い体制は、JACだけの特徴かもしれませんね!
チャンス求人は電話で連絡してくれることも
中には電話で連絡をくれる方も。
「〇〇という会社なんですけど、事業内容は…。実はこの会社の役員クラスと明後日に合うのですが、もしご興味があれば、〇〇さん(友人)を紹介しておきますよ?」
みたいな内容だったそうです。
いきなり決裁権を持っている人にアプローチしてもらえるのはありがたい!
どこまで効果があるかはわかりませんが、少しはプラスに働いてくれそうです。
Webページを使えばやり取りの手間を減らせる
ここまでの話を聞くと、そんなにたくさん連絡が来ると、とてもじゃないけどさばききれないと思っちゃいますよね?
友人もそうだったみたいです(笑)
が、実はJACリクルートメントに登録すると自分のWebページが作ってもらえるようで、求人を一括で見れるようになります。
これを使えばメールを確認する手間は減りそうですね!
お断りの旨を一人に連絡したらメールが来なくなった
こんな色んな人から連絡が来ると、JACをやっぱり使わないと決めたときのお断りメールが大変そう…とも思いましたが、一人の方にお断りメールを送ったところ、誰からもメールが来なかったそうです。
さすがに、裏で連携してますもんね。
JACリクルートメントを実際に使っての感想
友人の話を踏まえて、以下のような感想を持ちました。
- すごいメールくる。人によっては嫌に感じるかも。でもガンガン提案してほしい人には非常にありがたい。
- こっちの市場価値をちゃんと考えてくれている。方向性も踏まえた上でオススメの求人を提案してくれている
- 戦略コンサルファームへの転職は、実績がそこまで多くないのと、面接対策が微妙の可能性があるので、そこまで向かないかも。でも総合系は良さそう。
これらも踏まえて次章よりメリ・デメとJACの利用をおすすめする人などを解説しますね。
感想を踏まえたJACリクルートメントを転職エージェントに活用するメリット
面談の様子や公開情報などを基に、コンサル転職においてJACリクルートメントを活用するメリットをまとめます。
それぞれ解説します。
総合コンサルの転職実績が豊富で転職しやすい
面談の様子にも書いたように、JACリクルートメントはコンサルの中でも総合コンサルへの転職実績が豊富です。
総合コンサルとは、デロイト、PwC、EY、KPMG、アクセンチュア、アビームなどのファームです。
面談でのやり取りに書いたように、アクセンチュアに年間100名も送り込んでいるとのこと!
これはそれだけノウハウが蓄積されているということですので、総合コンサルに転職したい人にはもってこいでしょう。
コンサル業界以外の求人も提案してもらえる
JACは、コンサル専門のエージェントではありません。
日本では業界三番手の規模ですし、コンサル業界以外のおすすめ求人も提案してもらえます。
コンサル転職を考えてはいるけど、他の業界でもおすすめの企業があれば、教えてもらいたい、みたいな人には非常におすすめです!
面接官の人柄や面接の質問内容が事前にわかる
JACの特徴の一つが、求人企業それぞれに専任エージェントがつくこと。
各企業の面接官や採用担当者との深い関係が構築できており、人柄も把握しているそうです。
面接官の人が、怖い人なのか優しい人なのかは気になりますよね…
JACさんからはこのような面接官の人柄を事前に教えてもらえるので、それだけでだいぶ安心できます。
また、もちろんですが、専任で担当していた分、過去に聞かれた質問内容なども把握しています。
面接対策ばっちりで、内定ももらいやすくなりますね!
いい求人があったらすかさず提案してもらえる
面談後の様子に書いたように、JACに登録すると、様々なエージェントから条件に合致した求人をたくさん教えてもらえます。
また、求人企業の役員と話すなどでプッシュするチャンスがある時は、電話もしてきてくれます。
いい求人のチャンスを逃したくない人には非常におすすめです!
感想を踏まえたJACリクルートメントを転職エージェントに活用するデメリット
一方のデメリットです。
友人から教えてもらった情報や公開情報などから以下のように思いました。
戦略ファームへの転職支援は少し弱い
総合コンサルへの転職支援は十分なものの、戦略ファームへの転職支援は弱いように思いました。
総合コンサルも見つつ、戦略コンサルも視野に入れたい人は、コンサル転職専門エージェントのアクシスコンサルティングがおすすめです。
【21年最新】アクシスコンサルティングを利用した感想【実体験】で解説していますので、こちらもチェックしてみてください。
複数のエージェントとやり取りが必要で手間
友人も苦労されていましたが、JACは、各企業の求人を専任エージェントがそれぞれ管理しているので、求人の連絡がそれぞれのエージェントから来ます。
その結果、求職者側は、複数のエージェントとやり取りが発生してしまうので、手間です。
まぁその分、各企業の深い情報がわかるんですけどね…
いちおう、Webページで求人を一括管理できるので、手間は減りますが、一人の転職エージェントと二人三脚で転職活動を頑張りたい、という人にはおすすめできません。
強引に企業を紹介される場合がある
これはネット口コミなどに記載のあった情報ですが、エージェントによっては、企業を強引に紹介される場合があるようです。
各エージェントは、各企業専任ですので、自分の担当している企業の求人を強く勧めたくなるんでしょうね…
ただこれは、成果主義制度を取っている転職エージェント業界においては、大小あれど同じ事象が発生します。
JACに限らず、他の転職エージェントを使うとしても、嫌な求人は嫌だときっぱり断るようにしましょう。
JACリクルートメントに対する他の人の感想・口コミ
いちおう公開情報なども調べてはいますが、私の友人からの情報だけでは、「それたまたまじゃない?」と考える方もいると思います。
そこで、Twitterや口コミサイトで、JACリクルートメントに対する口コミを調べてみました。
やはり、本記事と同じことを感想として持っている方が多いようです。
いくつか紹介しますね。
好意的な感想・口コミ
面接官の深い情報を事前に知れる
僕が転職の時に使ったJACリクルートメントは、他社と違い、エージェントと企業担当が一人二役というのが特徴です。このため、面接官のキャラなど、かなりリアルな情報を事前に教えてくれました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。https://t.co/dfn6OP0gHi— 国際経理の中の人 (@baticwords_bot) March 30, 2021
面接対策が的確
【体験談】JACリクルートメントの面接対策が超的確であっさり通過した|アラフォーワーママが実際に利用した話 https://t.co/fgsrvR1BNb
— 岸辺康一 (@3YVWMMiu6Fr6FJe) March 30, 2021
エージェント5社の中で評価が高い
合う合わないや、ご縁やタイミングといったこともあると思いますが、JACリクルートメントは私にとってはとても良いエージェントさんでした。
それまでは、T社、R社、M社、など、よくあるTop5エージェントへ登録はしましたが、登録前に門前払い、登録後放置、が多く、また、お仕事の紹介は来はするものの、質問してもノーレスも多々ありました。
それに比べたらJACリクルートメントは対応が早く、質問をしてもきちんと答えてくれる。お蔭さまで、JACさんで2社受け、2社とも内定をいただきました。
また転職の際はこちらにお世話になりますwベストワーク
否定的な感想・口コミ
エージェントの質が低い場合がある
外資系に強いということでJACリクルートメントに登録しました。
それぞれの担当者が企業専門担当員として詳しい情報を提示してくれるシステムは良いと思います。面接情報なども的確なものが多く、転職エージェントとしての役割を果たしてくれました。
しかし、担当による質の差が激しく、どうにかして企業に内定させようと思ってからか、内定が決まる前にJACのエージェントから説明された給与体系と、内定後に実際に企業から提示された給与体系が大きく異なってたことが数回ありました。
その点について電話で確認したところ「変わってないですよ? そう話しましたよね?」との一点張り。おそらく、社内評価が成果主義になっているからこそ事実とは違うことを話すような担当者が現れてしまうのだと思います。
このエージェントの全てが悪いとは思いませんし、丁寧な方もいらっしゃいました。ただし、事実とは違う内容を提示されることがあるため、事前に書面で確認することが大事だと思います。
これはエージェントの人が残念だったんですね…
しょうじき、他の転職エージェントでも質の低いエージェントの人はいますし、質が高いエージェントであっても、相性が合わず微妙になってしまう人もいます。
【厳選】コンサル転職のオススメエージェントを比較【選び方も解説】のエージェントを選ぶ基準にも書いていますが、エージェントは会社の知名度等だけで決めることはせずに、必ずエージェントに会って、質や相性を見たうえで決めるようにしましょう。
JACは各企業に専任のエージェントがついているとはいえ、一人で担当しているわけではありません。
(友人が聞いたところによると、アクセンチュアは20人くらいのチームで対応していると言っていたそうです)
そのため、エージェントが合わなければ、変えてほしいと伝えれば対応してもらえるはずです。
メリデメや感想・口コミを踏まえたJACリクルートメントの利用がオススメの人
ここまでの内容を踏まえて、JACリクルートメントを利用すべき人は下記です。
- 総合コンサルへの転職を考えている人
- コンサルと事業会社両方の転職を考えている人
- 転職するかどうかからざっくり相談したい人
- いい求人があった時に逃したくない人
- エージェント側からガンガン提案してほしい人
このどれかに該当する方は、ぜひ一度JACリクルートメントの面談に申し込んでみてはいかがでしょうか?
メリデメや感想・口コミを踏まえたJACリクルートメントの利用がオススメできない人
一方、下記に該当する方にはJACリクルートメントの利用をおすすめできません。
- 戦略コンサルへの転職をメインに考えている人
- 自分の行きたいファームが明確に決まっている人
- 一人のエージェントと転職活動を進めたい人
こちらの条件に該当する方は、他の転職エージェントの方が良いかもしれません。
コンサル転職時にオススメのエージェントは、【厳選】コンサル転職のオススメエージェントを比較【選び方も解説】で解説していますので、他のエージェントを探してみましょう。
JACリクルートメントへの登録方法
さて、ここから先はJACリクルートメントの登録方法を紹介します。
1.JACリクルートメントのホームページにアクセスする
上記のJACリクルートメントからでも、以下のボタンからでもアクセスできます。
2.メールアドレスを入力し無料会員登録をクリック
3.基本情報・職務経歴を入力し、登録する
届いたメールに記載のURLをクリックし、必要な情報を入力していきましょう。
4.翌日くらいにJACリクルートメントから電話がきます
電話で初回面談の日程を調整してしまいましょう!
あとは、初回面談を待つのみです。
JACリクルートメントに登録して転職活動を開始しよう
以上、いかがでしたでしょうか!?
コンサル転職において、転職エージェント選びは重要です。
何よりもまずはエージェントの話を聞いて、考えてみましょう。
最後にもう一度JACリクルートメントの登録ページボタンを貼っておきます。