コンサルタントの仕事は本当にきつい?しんどい?8つの理由や向いている人を解説

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コンサルタントの仕事は本当にきつい?しんどい?8つの理由や向いている人を解説

コンサルタントの仕事は一見華やかそうに見えますが、
ネット上では「本当にきつい」「しんどい」といったネガティブな意見で溢れています。

その評価は果たしてどこまでが真実なのでしょうか。

この記事では、コンサル経験者である私からコンサルタントへの転職や新卒就職を検討している方へ向けて、コンサルタントの仕事が「きつい」と言われる理由、そしてどんな人がコンサルタントに向いているかを解説します。

コンサルタントの仕事が自分に合っているかどうか、ぜひ確認してみてください。

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  • 総合系コンサルファームに5年間勤務。
  • 転職活動は3回経験。ITコンサルの経験もあり。
  • 現在は地方の中小コンサルに勤務中。

詳細プロフィール

目次

コンサルタントの仕事とは?

コンサルタントの仕事が本当にきついかどうか確認する前に、
まずは「コンサルタントの仕事とは何なのか」について改めて考えてみましょう。

コンサルタントとは、特定分野や事柄に対して診断やアドバイスをする専門家を指します。

クライアントが抱えている悩みや経営課題に対し、具体的な解決方法や目標達成までの道筋を提案するなど…。

まさに二人三脚となってゴールを目指す職業といえるでしょう。

コンサルタントは、広くて深い知識や高いレベルでの課題解決能力を求められます。

もちろん決して楽な仕事ではありませんが、
クライアントからの依頼を遂行できた暁には大きな達成感を得られる唯一無二の職業でもあるのです。

コンサルタントの語源は「consult」=「相談する」

コンサルタント(Consultant)という言葉は、英語の「Consult」=「相談する」です。

この「Consult」も元々ラテン語である「consiliarius(コンシリアーリウス)」が語源とされており、『共に座る』といった意味を持ちます。

相談を受けたクライアントの課題とは何かを見つけ、顔をつき合わせて話し合い、
その解決策を提案することがコンサルタントの本質です。

コンサルタントの種類と代表的なファーム

現代において業界や専門分野によって様々なコンサルタントが存在していますが、
コンサルタントは下記に挙げる主要9種類に分類されます。

  • 戦略系:企業の課題解決に向けた戦略策定から、業務改善・新規事業立案・M&Aなど
  • 総合系:上流からアウトソーシングまで、企業変革を一貫してサポートする
  • IT系:企業へITを活用した戦略の構想・策定・提案を行う
  • 人事系:企業に対して採用活動・人材育成・人事や給与制度構築の提案など
  • 財務系:財務状況の改善・資金調達・投資戦略など、企業の財務面における課題解決を支援
  • 事業再生:環境の変化や競争激化による企業の経営危機を健全な経営状態へと導く
  • シンクタンク系:政府や地方自治体などの公的機関を対象とした情報収集・調査・分析など
  • 業界特化型:上記以外で特定の業界に特化したコンサルティングを行う
  • 中小企業系:数百人~数千人規模の中小企業に対するコンサルに強みを持つ

また、それぞれの種類ごとに代表的なファームもご紹介します。

種類代表的なファーム
戦略系マッキンゼー、ボストンコンサルティンググループ、ベイン・アンド・カンパニー、A.T.カーニー、ローランドベルガー
総合系デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、KPMG、ベイカレントコンサルティング、シグマクシス、日立コンサルティング
IT系アクセンチュア、アビームコンサルティング、NTTデータ
人事系マーサージャパン、タワーズワトソン
財務系PwCアドバイザリー、KPMGFAS、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー、EYTAS
事業再生系アリックスパートナーズ、経営共創基盤
シンクタンクNTTデータ経営研究所、野村総合研究所、三菱総合研究所、三菱UFJリサーチ&コンサルティング
業務特化型フィールドマネージメント、ZSアソシエイツ
中小企業系船井総研、山田ビジネスコンサルティング、タナベ経営、NBCコンサルタンツ、ジェムコ日本経営、ロングブラックパートナーズ

各ファームの選考はどんな内容?選考体験談はこちら

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これらは主要な分類であり、実際には他の分類の案件も対応することが多いです。
例えば、総合系のデロイトトーマツは人事系の案件や戦略系の案件も対応しますし、IT系に分類しているアクセンチュアも戦略案件を手掛けています。

また、サイトや書籍によって分け方がじゃっかん異なったりします。

自らが描くコンサルタント像は、どのファームに属すれば実現できるか考えてみてください。

コンサルタントの仕事がきつい、しんどいと言われる8つの理由

仕事内容がとにかく「きつい」「激務」というイメージを持たれがちなコンサルタントですが、
ハッキリ言えばそれは間違いではありません。

クライアントが抱えている経営課題は、どれも一朝一夕で解決できるようなものではないです。

悩み抜いた末に我々コンサルタントへご相談を頂くのですから、課題解決に至るまでに相応の苦労を伴うのは当たり前だと考えてください。

ここでは、コンサルタントが「仕事がきつい」と言われる具体的な理由をご紹介します。

  • 長時間労働で休みがとりにくく寝れない日が続くことも
  • 上司の詰めが激しく鬱になる人もいる
  • クライアントからのプレッシャーもあり仕事の要求水準が高い
  • 常に新しい知識やスキルが求められる
  • クライアントワークで自分のペースで仕事ができない
  • 実力主義で優秀な同僚と常に競争が必要
  • 未経験中途でもすぐにバリュー(価値)を求められる
  • 高い専門性が求められる

長時間労働で休みがとりにくく寝れない日が続くことも

コンサルタントは他業種と比べても長時間労働が常態化しやすく、休みがとりにくいと言われています。

特にクライアントへの報告を間近に控えていたりプロジェクトがスタートする直前などは、
膨大な資料作成や各所との調整作業に追われやすいです。

日々の勤務時間だけでは間に合わず、徹夜したり休日出勤をする人も少なくありません。

その結果、家族や恋人ともすれ違いになってしまったり、プライベートの時間が確保できず気分転換もできなくなり、疲労が溜まって心身に不調をきたすケースもあります。

参考までに私がこれまで最も忙しかった月の残業時間は、こんな感じです。

  • IT系プロジェクト:200時間近く
  • 業務系プロジェクト:200時間超え

残業時間が多くなるタイミングとその時の働き方は?

上司の詰めが激しく鬱になる人もいる

コンサルタントの仕事は常に「品質」を求められますが、
この品質については直属の上司から厳しくチェックされるのが常です。

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もちろん企業体質や上司の性格にも左右されますが、厳しい所はとことん厳しく詰められるのが当たり前であり、その詰めがあまりにも激しいために鬱になってしまう人もいます。

私の経験上ですが、実際にこんな言葉をかけられたことがあります。

  • お前はコンサルタントに向いていない。
  • この資料にクライアントが金出す価値があると思う?
  • どんな頭してたらこのクオリティの物になるかが理解できない。
  • こんな資料作っておいて無事にすむと思うなよ?

体力や気力が溢れていればまだ耐えられますが…。

寝不足や気持ちが落ち込んでいるときに上司から厳しいチェックが入ったのがトドメとなってしまうのも少なくありません。

クライアントからのプレッシャーもあり仕事の要求水準が高い

上司や会社からだけでなく、クライアントからのプレッシャーも重くのしかかります。

クライアント側もコンサルティングに対する報酬として相応のコストをかけており、失敗しないためにもコンサルタントに対する要求水準が高くなるのは必然です。

  • 知識に乏しく意思決定力が弱い(知識がない故の無理難題)
  • 関係性がまだ構築できていない
  • 価値観の相違(仕事に対する価値観が違う)
  • コンサルタント自身やコンサルタント会社が嫌い(いじわるのレベル)

また、クライアント側のプロジェクトメンバーには、社長や取締役といった上層部に加え、知識豊富な部長クラスの方が入ることも多いです。

生半可な知識では通用しないといった点でもプレッシャーがかかるでしょう。

常に新しい知識やスキルが求められる

コンサルタントは、常に新しい知識やスキルの習得が求められる仕事です。

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プロジェクトは3カ月~半年で変わるケースも多く、担当するプロジェクトが変わると求められる知識やスキルも変わってくるので、過去の経験や想像力だけで乗り切れるものではありません。

コンサルタントの仕事においては広範囲をカバーできる知識が必要不可欠であり、
少なくとも1年目などの若手の間は自己研鑽を常に意識しておく必要があるでしょう。

仕事を進めながら新しい知識やスキルの習得を行うといった点から考えても、
コンサルタントという仕事がいかにハードであるかが分かります。

また、「スキル」の意味合いは異なりますが、
コンサルタントの仕事を続けていると身につくスキルがあったりもします。

スキルを活かせば今後のキャリアへ役立つ可能性もあるので、
別記事にて紹介する「身に付けておいて損なしのコンサルスキル」も参考にしてください。

クライアントワークで自分のペースで仕事ができない

コンサルタントはクライアントありきの職業です。

クライアントから案件を頂かないと何もできないといっても過言ではありません。

そして、何においてもクライアント最優先であるのは言うまでもなく、自分のペースで仕事ができないのが当たり前だと考えたほうがいいでしょう。

クライアントからの緊急要請や要件の変更によって、これまでの準備が台無しになるケースも多々あります。

他人に振り回されながら仕事をしたくないと考える方は、残念ながらコンサルタントには向いていないかもしれません。

実力主義で優秀な同僚と常に競争が必要

コンサルタントは、完全に実力主義の世界です。

年功序列といった昔ながらの考え方は薄く、
あなた自身の努力は「結果」や「実績」が出て初めて会社から評価されます。

逆に言えば、なかなか結果が出せずにいると優秀なメンバーはどんどん出世していき、
上司に比較された結果、短期間であっても出世や年収に大きな差が生まれることも少なくありません。

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世界有数の経営コンサルティング会社である「A.T.カーニー」の日本法人代表が38歳という若さで就任したことからも、コンサルタント業界が実力主義であるのがよく分かります。

未経験中途でもすぐにバリュー(価値)を求められる

コンサルタント業界は、未経験者や中途入社の人も多く存在しています。

しかし、「時間をかけてゆっくり育てていく」といった雰囲気は少なく、
未経験や中途でもすぐにバリュー(価値)を求められるといった点は念頭に置いておかなくてはなりません。

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特に他職種から転職してきた方にとっては、前職で培った経験やスキルを十分に活かせないケースも多々あります。

これまでの経験を糧としながら、コンサルタントとして新たに一から成長していくのがいいでしょう。

高い専門性が求められる

コンサルタントはクライアントにとって最良となる提案を行う仕事ですが、
その提案内容には高い専門性が求められる点を忘れてはいけません。

優秀な人材が大勢いる大企業であってもコンサルタントに依頼がくる=優秀な人材でもわからないことにアドバイスをしなければならないため、高い専門性が求められるのです。

出世してもきつい!コンサルマネージャー、パートナーの仕事がしんどい7つの理由

働き手人口の減少により政府は「働き方改革」の推進を謳っていますが、
それはコンサル業界も例外ではありません。

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かつては長時間労働や休日出勤も当たり前だったコンサル業界も、変わりつつあります。

しかし、競合先との競争激化やクライアントからの要求ハードルの高さは今も昔も変わっていないため、こなさないといけない仕事量は同じ、何だったら増えているのが現状です。

そのため、働き方改革によってこれまで現場スタッフが行っていた仕事を割り振れなくなり、そのしわ寄せがマネージャー以上の管理職に押し寄せてきています。

せっかく出世したのに、さらに厳しい仕事が待っている…。

ここでは、コンサルマネージャーやパートナーの仕事がしんどいと言われる理由を見ていきましょう。

  • 複数プロジェクトを掛け持ちする必要がある
  • デリバリーを行いつつ営業目標(売上目標)も付与される
  • スタッフのアウトプットの品質が低い場合は自分が巻き取る必要性
  • クライアントとの会議での最終責任者になるという緊張感
  • 優秀な部下が気付けば上司になることもあり劣等感を抱く
  • 30代転職では慣れないうちから部下のマネジメントが必要な場合も
  • 部下の育成や組織のマネジメントも必要

複数プロジェクトを掛け持ちする必要がある

マネージャーともなれば、同時期に進行中のプロジェクトを掛け持ちする場面も多々あります。

自身がメイン担当の案件はもちろん、
上司のサブとしてプロジェクトへ参加する場合もあるでしょう。

そうなれば、クライアントやメンバーのフォローはもちろん、作業の優先度を見極めつつ迅速な対応を心がけなければなりません。

また、プロジェクトには遅延やトラブルがつきものです。

納期に対して1日あたりのタスク量がとてもじゃないが終わらない、掛け持ちが増えれば増えるほどプロジェクトの質とスピードが劣化するなど…思い当たることはありませんか。

初期対応が遅れ、いずれかの案件が炎上でもしようものなら、
さらに大変になってしまうのは目に見えています。

予期せぬ事態の発生に慌てないためにも、プロジェクトの進捗管理はより厳密に行う必要があるため、精神的にも肉体的にもストレスがかかるのは避けられません。

デリバリーを行いつつ営業目標(売上目標)も付与される

マネージャー以上ともなればデリバリーを行うのはもちろん、営業・提案活動も積極的に行う必要がでてきます。

特に、シニアマネージャーなどさらに上位の職位になると、営業目標(売上目標)も常に意識しておかなければなりません。

中には会社から課される営業目標を達成できなかったり、毎月ギリギリでの達成になってしまう方も多いのではないでしょうか。

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自身の成績(評価)が明確に数字となって表れてしまうため、非常にプレッシャーに感じる方も多いようです。

また、自分だけでなく部下の目標達成状況も把握しておく必要があるため、
常に具体的な現状把握を心がける必要があります。

スタッフのアウトプットの品質が低い場合は自分が巻き取る必要性

優秀なコンサルタントは「アウトプットの質が高い」とよく言われますが、
スタッフが提出してきたものが目標とする品質に達していない場合、自分がフォローしなくてはなりません。

最後まで責任を持ってやり遂げさせるのも時には必要です。

しかし、期日が迫っているプロジェクトだとそうも言ってられないため、自分が巻き取る必要性が出てきます。

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でも、スタッフの仕事を毎回巻き取っていてはいつまで経っても成長が見込めません。

巻き取りを極力発生させないためにも、普段からスタッフの進捗状況や作成物についても気を配っておく必要があるでしょう。

クライアントとの会議での最終責任者になるという緊張感

コンサルマネージャーであれば、クライアントと行う会議の場で最終責任者になる場面も多いでしょう。

クライアントと月に数回行う定例会議では、本来プロジェクトの最終責任者であるパートナーやディレクターは出席しないのがほとんどです。

そのため、その会議の場では必然的にマネージャーが自社出席者の中で最も偉い立場となります。

会議の方向性がおかしくなったり、クライアントが憤慨するなどの予期せぬトラブル、会議の時間が圧倒的に足りないなど、マネージャーは臨機応変に対応しなくてはなりません。

この対応を誤ると、これまで順調だったプロジェクトが炎上案件に様変わりしてしまう危険性すら秘めているため、マネージャーの責任は重要といえます。

優秀な部下が気付けば上司になることもあり劣等感を抱く

優秀な部下がいるかいないかでは、プロジェクトの進行スピードは大きく変わります。

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マネージャーにとって優秀な部下が来てくれるのは嬉しい限り。

しかし、部下が優秀であればあるほど、気付かないうちに自分を追い抜いてしまっても何ら不思議ではありません。

最近まで部下だったのに、いきなり自分の上司になったときに感じる「劣等感」や「敗北感」を想像してみてください。

これだけでとんでもないストレスになるのは間違いありません。

30代転職では慣れないうちから部下のマネジメントが必要な場合も

マネージャー待遇として採用された人なら、職場環境や仕事の流れに慣れる間もなく部下のマネジメントを求められる場合があります。

  • 配属先のメンバーが社内を案内する。
  • メールや電話を使ってできるだけ連絡を密にする。
  • メンバーと食事会などを行い、コミュニケーションを取りやすくする。

時間が経てば徐々に負担は減っていきますが、
仕事に慣れるまではどうしてもコンサルマネージャーに余計な負荷としてのしかかってくるので注意が必要です。

中には前職での経験や30代などの年齢を考慮してマネージャー層で転職してきた人であっても、
まずはコンサルワークに慣れるため自ら「スタッフクラスで転職させてくれ」とお願いする人もいます。

部下の育成や組織のマネジメントも必要

マネージャー職ともなると、自らが携わるプロジェクトの進捗管理だけするわけにはいきません。

部下の育成や組織全体のマネジメントを行うのも大事な役割の一つです。

会社全体や組織の方向性・目標を理解し、その会社の考えを部下にもフィードバックして浸透させ、部下1人1人が最大限のパフォーマンスを発揮できるように導いてあげましょう。

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当然そんな重責を担うマネージャー職にかかるストレスは大きなものがあります。

ストレスを抱え込まずにいきいきと仕事を続けるには、ワークライフバランスが重要です。

マネージャー職になってもワークライフバランスは保てるのか不安になった方は、
コンサルタントのワークライフバランスの実態を解説した記事も参考にしてみてください。

コンサル1年目は何をする?どれくらいきつい?しんどい?

経験豊富で多くの人から尊敬を集める優秀なコンサルであっても、
みんな例外なく経験してきたのがコンサル1年目です。

覚えることが多いコンサル1年目は、どれぐらいきつくてしんどいのか。

新卒入社や年代別での未経験転職者など、コンサルの世界に飛び込んだパターン別で何をするのか見ていきましょう。

新卒入社|エクセルやパワポと日々格闘。上司のレビューが通らない

新卒入社してきたコンサル1年目がまず行うのは、新卒研修です。

一般的には大体3ヶ月程度行われ、入職~1ヶ月ぐらいは「初期研修」、残り2ヶ月は「OJT」研修となります。

  • 初期研修(入社~1ヶ月):コンサルワークに関する基礎スキルを獲得する
  • OJT研修(1ヶ月~3ヶ月):通常業務を先輩や新人担当と共に取り組む

新卒研修を終えたら、そのまま実案件にアサインされます。

コンサル1年目の最も重要な仕事は「データ収集・分析、プレゼン資料の作成」です。

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むしろこの仕事しか行わないといっても過言ではありません。

コンサルタントという仕事をするには、クライアント自身や競合他社の情報収集が必須であり、
適切な課題解決の提案を行うために現状分析も欠かせないのです。

毎日膨大な量のデータと格闘しなくてはいけませんが、
この最初の1年はコンサルタントに必要な能力である「データ収集・分析」の力を鍛える修行期間ともいえるでしょう。

そしてプレゼン資料の作成も、慣れるまではなかなかしんどい作業といえます。

頑張って作った資料も上司から容赦のないレビューが飛んでくる、
何度レビューを行ってもなかなか承認してもらえない…なんてのもザラにあります。

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1年目はパソコン操作にも慣れていないため、資料の作成スピードが上がらず残業時間が増えてしんどいなど、まさに負のループです。

慣れてくればまさに「職人」のレベルでパワポで資料を作れるようになるのですが、それはまだまだ先のお話。

さらに、新卒ならではのしんどさを感じるのもこの時期が多いです。

  • 周りの優秀な同期との実力差を感じてプレッシャーが重くのしかかる
  • 想像していた仕事とのギャップを感じてストレス
  • まだ仕事に慣れていないのでプライベートの時間を確保できない
  • 仕事量と報酬がアンバランスだと感じてしまう

この時期に仕事について行けず、コンサルの仕事を辞めてしまう例はしばしばあります。

しかし、この辛い時期がずっと続くわけではありません。

悩んだときは先輩へ相談したり、パソコン操作のスキルを磨き続けていれば、
「上司のレビューが一発で通るようになった」「資料を褒められた」など、自身の成長を実感できる時が必ず訪れます。

そうなれば徐々に「コンサルの仕事って楽しい!」と感じてくれるようになるはずです。

第二新卒の未経験転職者|新卒社員とのスキルの差に圧倒。挽回が必要でハードワークに

第二新卒であれば、新卒入社とは違って「ある程度のビジネススキルがある」と判断して採用されていますが、基本は新卒と同じ扱いです。

そのため、業務内容も新卒とほぼ同じと考えていいでしょう。

  • クライアント企業や競合他社の情報収集
  • クライアント企業の現状分析による課題の把握
  • 戦略立案のためのアイデア出しや戦略の分析

特にコンサル外からの転職だと、コンサルのハードワークやスピード感に圧倒されることが懸念されます。

特に新卒からコンサル業界にいる人(=新卒入社組)と自身を比べると、圧倒的にコンサルスキルが足りていないと気付くはずです。

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わずか数年なのにここまで差がつくかと実感すると、ショックと焦りを覚えるでしょう。

そのことからメンタル面もしんどくなりますし、ここから挽回するためには周りの頑張り以上に働かないといけないので、よりしんどいのは間違いありません。

20代後半〜30代前半の未経験転職者|部下の方がコンサルスキルが高くメンタル的にしんどい

20代後半~30代前半でコンサル未経験の転職者の場合、
新卒・第二新卒と比べて「基本的なビジネスマナー」と「社会人経験」を積んでいる若手人材として見られます。

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業界によっても異なりますが、この年代を積極的に採用しているファームもあるぐらいです。

この年代だとコンサルとしての適性が見られるだけでなく、
これまでのビジネス経験を活かしたマネジメント能力など、即戦力としても期待されているのです。

特に20代後半~30代前半だと、打合せの1つのアジェンダのファシリテーションや、同プロジェクトの低い職位の方のマネジメントが求められます。

しかし、コンサル業界未経験だと自分よりも職位が低い人の方がデータ分析や資料作成が早くてうまいというのはザラにあります。

一方、あなたの立場的にはそのメンバーたちのレビューやマネジメントを行わないといけません。

マネージャーなど上位職のレビューで、自分の意見が通らず部下の意見が通ることが多くなると…
メンタルにダメージを受けるのは避けられないでしょう。

陰では部下から「仕事できない上司」とか言っているんだろうな…と考えると胃が痛み、しんどい気持ちを抱えながら仕事をしなければいけません。

30代後半以降での未経験転職者|いきなりプロジェクトの主要担当・現場責任者になりついていけない

30代後半以降での未経験転職者の場合は、新卒・第二新卒と同じ仕事というわけにはいきません。

通常であれば、プロジェクトにおける現場責任者クラスでの転職になるでしょう。

しかし、コンサルにおける「プロジェクト」というものをまだ理解できていないうちに、
いきなり責任者の立場になるのでしんどいです。

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プロジェクトの方針を誤ると自分だけでなく、部下にも迷惑がかかります。

さらに、営業活動にも貢献するよう求められることもあるので、慣れないうちは土日も含めて仕事で頭が一杯になってしまうでしょう。

【実体験│想像以上でした】激務案件は想像以上に厳しい?覚悟すべき「きつい」現実

コンサルの仕事を続けていると、時に激務案件に遭遇します。
「激務」と一言でいうと簡単に聞こえますが、実際には想像以上に厳しく壮絶な現場です。

私が実際に経験したITコンサル炎上案件を具体的にまとめた記事をご覧ください。

  • アサインメンバーの人数不足で作業量が激増した
  • 別の会社が作ったプロジェクト計画だったため納期が短い
  • ツールのエラーが続出して窓口がパンク状態
  • アサインされてからの4ヶ月間の残業時間は平均150時間超
  • メンタル面がやられてうつになりかけた

コンサルの仕事に興味があるのなら、こんな「きつい」現実もあるという覚悟が必要です。

コンサルの仕事はきつい、しんどい。けど楽しい

コンサルの種類によって「きつさ」や「楽しさ」に差はあるのかと質問がきます。

程度の差はありますが、
結論から言えば「どんな種類の案件でも楽しい・つまらない部分はある」というのが私の回答です。

  • やる意味が感じられない作業でも、お客さんの要望であればやらなければいけない時
  • 会議資料で日本語やデザインに必要以上にこだわらないといけない時
  • どれだけ素晴らしい提案でも、お客さんが納得しなければ受け入れてもらえない時
  • 上司との上下関係で意思決定されてしまう時
  • 興味深い情報や示唆に触れて、知的好奇心が満たされた時
  • 想定した流れ通りに会議を進められた時
  • お客さんから心のこもったありがとうを言ってもらえた時
  • どうなるかわからない仕事に挑戦して実行できた時

大事なのは「自分がどんなことを楽しいと感じるか」だと思います。

その部分が明確になっていれば、自分の進むべきコンサル像も見えてくるのではないでしょうか。

コンサルの仕事をつまらないと感じるかどうかについては、
現役コンサルが語る仕事内容に関する記事で詳しく書いています。

コンサルが自分に向いているかわからなくて一歩踏み出せずにいる人へ、無料の適性診断を受けてみることをおすすめします。

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下記のように、自分に合った職種が診断されて、会社名までわかります。

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下記は、私が実際に利用したときに診断された職業のトップ3です!

Web診断のようにタップするだけで、コンサルの向き不向きを教えてくれますよ。

悩むのはこれで終わりにして、コンサル転職への一歩を踏み出しましょう!

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気になった方はASSIGN(アサイン)アプリをダウンロードして、自分の特性に合った職種を見つけましょう。

参考:【コンサル経験者が語る】コンサルに転職してよかった理由と後悔しないコツ

コンサルタントを辞める人の特徴

高い専門知識とスキルを活かし、クライアントの課題解決へ貢献できるコンサルタントの仕事はやりがいがあります。

しかしその一方、長時間労働や目標達成への厳しいプレッシャーなど、心身ともに負担が大きい職場環境であるのも事実です。

コンサルタントの仕事に長く留まるのが難しく、
残念ながらこの業界を去る可能性が高いと思われる方には特徴があります。

  • 時間外労働への耐性がない
  • 目標意識・目的意識が低い
  • コミュニケーション能力不足
  • ストレス耐性がない
  • 学習意欲がない
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いずれかが欠けていても、コンサルタントという業界を長く続けていくのは難しいです。

時間外労働は多く、かつクライアントが満足する提案をするためには学習が欠かせないため、
日々の時間を犠牲にするしかありません。

目標意識が低く、チームとしてのコミュニケーションも取れないようであれば、
クライアントや上司からのストレスに耐えきれず、遅かれ早かれこの業界を去ってしまうでしょう。

逆に言えばこれらの特徴が当てはまらない方だと、コンサルタントはまさに天職だと言えます。

自分の性格や長所と照らし合わせて考えるのもいいですが、客観的に判断してもらいたいのであれば、「ASSIGN(アサイン)」の天職診断サービスを活用してみるのもいいでしょう。

コンサルタントの忙しい日々でも恋愛や結婚はできる?既婚者が家庭崩壊にならないコツ

ここまで紹介したように、コンサルタントの仕事は「忙しくてきつい」というイメージが強くて、
プライベートを充実させることすら難しく、恋愛や結婚などは夢物語だと思われがちです。

しかし、(実際に仕事が忙しいのは事実ですが)コンサルタントであっても仕事と恋愛の両立は可能だと断言できます。

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かくいう私自身が、コンサル時代に恋愛・結婚に成功しているので間違いありません。

コンサルタントは忙しい分だけ「高収入」な人気業種であり、
恋愛市場や婚活市場では常に価値が高いです。

既婚コンサルタントが仕事を続けながらも、家庭崩壊にならないコツを伝授します。

できるだけ仕事を持ち帰らない

家庭円満の大前提と言えますが、できるだけ家に仕事を持ち帰らないようにするべきです。

せっかく家族全員が起きている時間に帰宅できたのに、自室にこもって仕事をする、
上司や部下と電話をするなどしていては、家族も気を遣って話しかけなくなってしまいます。

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どうしても家で仕事をしないといけないのであれば、家族が寝静まった後にしましょう。

なるべく家に帰った瞬間から仕事モードをOFFにし、
家族との時間を持つのは自分自身にとってもリフレッシュになる良い機会です。

限られた時間にコミュニケーションをとる

日々忙しくしていると、ついつい家族とのコミュニケーションを疎かにしてしまいがちです。

かといって「毎日必ず1~2時間は会話をする」といった決めごとを作ってしまうと、
守られなかったときは双方にとってストレスになってしまいます。

コミュニケーションにおいて最も大事にすべきなのは「密度」です。

1日の中でわずかな時間であっても電話やメールで会話をして、
家族との密接な関係を築くのが家庭円満の秘訣でもあります。

共通の時間を大切にして絆を深める

心身ともにリフレッシュするためには、仕事を忘れて純粋に楽しめる時間を作るのがいいでしょう。

そのためには何か趣味や興味を持つといいのですが、
その「好きなもの」を家族と共有すれば、家族で一緒に楽しめる時間を増やせるのでさらにおすすめです。

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スポーツやゲームなど、今の時代は家族で楽しめる娯楽がたくさんあります!

まずは、家族と一緒になって楽しめるものを探すことから始めてみてはいかがでしょうか。

忙しい中でも思いやりの気持ちを伝える

コンサルタントは日々激務であり、自分自身だけで手一杯になってしまうときもあるでしょう。

人は誰しも余裕がないときにはピリピリしがちです。

しかし、そこで相手への思いやりの気持ちを忘れてはいけません。

相手が自分に対しての不満や不安な部分を伝えてきたのであれば、
謝るだけではなく解決策まで一緒に考えるのが思いやりです。

相手の気持ちに寄り添い、理解しようと努めることで相手にも思いが伝わります。

ポストコンサルの計画がある場合は話して理解を得る

コンサルタントとしてのキャリアを順調に積んでいくと、
いずれポストコンサルの機会が訪れるときもくるでしょう。

それはあなた自身にとって人生の転換期ではありますが、
家族にとっても環境が変わってしまう重要なタイミングかもしれないというのを忘れないでください。

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もしポストコンサルの計画が浮上してきたのであれば、家族には隠さず相談し、転勤や引っ越しなどが伴うのであれば早い段階で相談しておくのをおすすめします。

家族にとっても重大なイベントになり得ることを内密に進められてしまうと、
あなたへの不信感に繋がりかねません。

休日は育児や家事を積極的に手伝う

コンサルタントの仕事に夢中になるあまり、育児や家事を疎かにしていませんか。

あなたが仕事をしている間、誰が代わりに家を守ってくれているかを常に意識し、感謝の気持ちを忘れてはいけません。

休日は育児や家事を積極的に手伝うようにしましょう。

共働きの場合は無理せず家事代行などを使う

夫婦ともに共働きの場合、なかなか家事に時間を割くのが難しいときもあるはずです。

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家事の分担をどうするかで揉めてしまい、夫婦間のトラブルに繋がるといった話も少なくありません…

すれ違いの生活を送るぐらいであれば、家事代行などのサービスを有効活用してみませんか。

家事代行サービスに家事を任せれば、今まで家事をしていた時間を家族団らんの時間に割り当てられます。

コンサルタントの仕事が向いている人

コンサルタントの仕事を長続きさせるコツをいくつか紹介しましたが、
そもそもコンサルタントの仕事が向いているのはどういった人でしょうか。

コンサルタントの仕事が向いている人、向いていない人を図で表してみました。

向いている人向いていない人
精神的・肉体的の負荷タフさがある耐えられない
知的好奇心旺盛興味がない
向上心強い弱い(ない)
コミュニケーション能力高い低い
責任感強い弱い(ない)
コンサルワーク楽しいと思える人つらいと感じる人

これらの特徴に加え、向き・不向きを判別するための診断方法もあります。

詳しい診断方法については、コンサルへの向き・不向きが分かる4つの性格と3つの診断方法の記事を参考にしてください。

自分だけで判断しきれない人には、たった3分程度で診断できてしまう簡単無料サービスASSIGN(アサイン)の天職診断もおすすめです!

女性はコンサルタントの仕事に向いている?

かつてはコンサルタントは男性の仕事といったイメージもありましたが、現代においてそれは間違った認識です。

まだまだ男性の比率が多い業界なのは事実ですが、
近年はコンサルティング業界でも女性の活躍が進んでおり、それに伴って女性が働きやすい環境も整いつつあります。

カラクリ

ただし、女性であってもコンサルタントの忙しさは男性と比べて差はほとんどありません。時間外労働や休日出勤は多く、ワークライフバランスを保つのは大変です。

メリット・デメリットを考慮し、コンサルタントの仕事であれば自身のキャリアパスを思い描けるかどうかが重要だといえます。

コンサルタントになるメリット

きつい仕事といったイメージのあるコンサルタントですが、
これだけしんどくても「メリットがあるから続けられる」と言う現役コンサルタントもたくさんいます。

では、コンサルタントになるメリットとは具体的に何なのでしょうか。

  • 幅広い知識と経験の獲得
  • 論理的思考力・問題解決能力の向上
  • 高い給与
  • 優秀な人たちと仕事ができる

コンサルタントとは情報を集めて分析し、クライアントの課題解決をサポートする仕事です。

仕事を通じて得た知識や経験は、自分自身にとって生涯使える「糧」となりますし、高い給与を得ながら優秀な人材と仕事ができるのは他の職種では経験できません。

別記事ではコンサルタントになる「メリット・デメリット」をさらに深堀りして紹介していますので、ぜひこちらも併せてご覧ください。

転職前にコンサルワークの気になる疑問を解決!

コンサルタントへの転職を考えていると、様々な疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。
本格的なコンサルワークをする前に、ここで気になる疑問を解決しておきましょう。

女性がコンサルタントになるのはきつい?

業界の拡大とともに女性コンサルタントも増えてきてはいますが、
まだまだ男性が多いのがコンサルタント業界です。

コンサルタントという仕事自体、ワークライフバランスの確保が難しく、激務なことは少なくありません。

女性にとって結婚や出産、育児といったライフイベントと仕事の両立は悩ましい問題であるといえます。

しかし、近年は多くのファームで女性の獲得に力を入れており、女性コンサルタントの育成に注力している結果、就労環境は大きな変化の兆しが見え始めています。

参考データとして、コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社が作成した、主要コンサルティングファームにおける女性役員・管理職比率及び女性活躍推進の取り組み状況をランキングをご紹介します。

  1. シグマクシス(SIGMAXYZ)
  2. 野村総合研究所(NRI)
  3. 三菱総合研究所(MRI)
  4. ドリームインキュベータ(DI)
  5. アビームコンサルティング(Abeam)
  6. 日立コンサルティング
  7. クニエ(QUNIE)
  8. ベイカレントコンサルティング
  1. アクセンチュア(Accenture)
  2. ベインアンドカンパニー(Bain & Company)
  3. マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)
  4. デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)
  5. KPMGコンサルティング(KPMG Consulting)
  6. ボストン コンサルティング グループ(BCG)
  7. EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EY Strategy and Consulting )
  8. PwCコンサルティング(PwC Consulting)
  9. ローランド・ベルガー(Roland Berger)
  10. アーサー・ディ・リトル(ADL)

まだまだ外資系コンサルの女性活躍推進には届きませんが、日系コンサルも年々改善されているのが現状です。

また、大手ファームの中には女性活躍を推進していることを自社を挙げてPRするファームも存在します。

参考:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社における女性活躍推進の取り組みについて
参考:野村総合研究所(NRI)で働く女性たちの軌跡

「きつさ」という面では男性も女性も大差ありませんが、いわば努力次第で女性も大きく輝ける職業であるとも言えます。

コンサルタント業界に興味がある方はぜひ飛び込んでみてはいかがでしょうか。

きつくて1年で辞めるのはキャリアに響く?

どんな仕事においても「短期間で辞めてしまった」という職歴が残るのは、マイナスイメージになりかねません。

しかし、キャリアに響くかどうかは物の考え方次第であり、発想の転換でマイナスのイメージもプラスに変わります。

カラクリ

実際にMBBなどの有名戦略ファームであれば、1年で辞めてしまっていても一定程度のプラス評価がつく可能性もあるようです。

自身のこれまでのキャリアを活かせるファームへ転職するなど、自身の価値を見極めれば前職以上にステップアップするのも夢ではありません。

自身の価値を俯瞰的に判定したいのであれば、転職エージェントなどのサービスを活用してみるのがおすすめです。

まとめ:コンサルタントの仕事に興味がある方は、転職エージェントに相談してみましょう

コンサルタントという仕事の「きつさ」は、想像以上にしんどいものであるのは間違いありません。

しかし、その大変さ以上に「やりがい」や「高収入」などのメリットもたくさんあるため、
コンサルタント業界と自身の適性が合うかどうかをしっかりと見極め、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

ASSIGN(アサイン)の天職診断だけでなく、他にも第三者の視点から適性を判定してもらいたいのであれば、転職エージェントの活用がおすすめです。

コンサルタント業界に精通した転職エージェントであれば、あなたの性格や特徴にあったファームへの転職もサポートしてくれますので、ぜひ一度相談してみてください。

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