【後悔したくない】コンサルやめとけの7つの理由│経験者が解説

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【後悔したくない】コンサルやめとけの7つの理由│経験者が解説
コンサル転職を考えている方

コンサル業界は給料高いし、モテるみたいだからやってみたいな!
でも、激務だし、ブラックで、プライベートもないって聞いたけど実際どうなの?

転職活動をはじめる前に「実際のところコンサルはやめるべきか知っておきたい!コンサルに向いてるかわからない…」と一歩踏み出せずにいる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、コンサル転職はやめとけ!な理由を私の体験談も交えて徹底的に解説しています。

まだ決めきれない人は、たった3分程度で診断できてしまう簡単無料サービス「ASSIGN(アサイン)」の天職診断を受けて自分にコンサルの適性があるのかを見極めましょう!

とはいえ、給料は高く、他の職種では得られないハイレベルなスキルが身に付くことは魅力的ですよね。

コンサル転職をやめるべき理由は本当に耐えられないものなのか、事前に確認しておきましょう。

カラクリ

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  • 総合系コンサルファームに5年間勤務。
  • 転職活動は3回経験。ITコンサルの経験もあり。
  • 現在は地方の中小コンサルに勤務中。

詳細プロフィール

目次

コンサルやめとけの7つの理由

コンサルやめとけと言われる7つの理由を紹介します。

長時間労働やプライベートの時間が取れないなど、想像どおりかもしれませんが、1年中激務が続くわけでもありません

しかし、他の職種と比べて忙しいことは事実なので、入社後にミスマッチが起きないよう事前に心構えをしておくと良いでしょう。

コンサルワークは長時間労働で体を壊す

コンサルやめとけと言われるほとんどの理由は、長時間労働で体を壊すから

仕事に終わりが見えなくて、徹夜や休日返上は当たり前です。

帰宅しても精神的なプレッシャーが抜けず、不眠に悩まされることも珍しくありません

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私も長時間労働と緊張状態が続いて、体調を崩しかけたことが…

私が体調を崩しかけた時は、炎上案件にアサインされた時でした。

※炎上案件とは
大きなトラブルの発生により、プロジェクトの進行が予定通りに進まない状態。担当者には、長時間労働や精神的ストレスが続きます。

身体を崩しかけた当時(12月~3月)の月間残業時間と、平日・休日の働き方を、下記でまとめています。

  • 12月:100時間
  • 1月:140時間
  • 2月:200時間
  • 3月:180時間

※炎上案件アサイン時

参考:【実態暴露】コンサルファームの残業時間【転職前に知るべき】

  • 平日:1月ごろより、日をまたぐ前に帰宅した日はほとんどなし
  • 休日:土日の片方はほぼ休みなし。忙しい時は土日両方とも仕事。

※炎上案件アサイン時

参考:【実話】ITコンサル炎上案件に入った話【うつになりかけた】

働き方改革が進み、長時間労働を改善する企業が増えているとも言われていますが、それでも他の業界よりも長時間労働であることが現実です。

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お客さん先のプロジェクトルームで寝る日もありました(笑)

この残業が続いた炎上案件アサイン時の12月の一日を、下記の記事で紹介しているので気になる方はご覧ください。

「長時間労働は絶対いや!」という方は、コンサル転職をやめた方がいいかもしれません。

また、コンサル激務ランキングも紹介してるので、残業時間が多いのはどこか、入社希望の会社を確認してみてください。

コンサルファームは給料は高いがコスパが悪い

コンサルやめとけと言われる理由の2つ目は、給料は高いがコスパが悪いから。

コンサルファームの平均給料は、約500万円~上は1,000万円以上と、他の業種より給料が高いと言われています。

国税庁が発表した「令和4年分民間給与実態統計調査」よると、正社員の年間の平均給料は523万円なことからも明らかです。

また、2020年度版の業界地図でも、コンサルファームの40歳での平均年収は1,125万円と全業界2位の結果が出ています。

業界別の40歳の平均年収(万円)

しかし、コンサルワークは長時間労働のため、時給換算するとコスパが悪いのが現実です。

ホワイト大企業に所属し、副業でも稼いでいる方なら、同年代のコンサルより給料が高いかもしれません。

報酬以上に学べることも多いので、キャリアの可能性が広がるとも考えられますが、効率よくお金を稼ぎたい人はコンサルへの就職はやめた方がいいでしょう。

コンサルから事業会社に実は転職しにくい(8割以上は別ファームへ転職)

コンサルやめとけと言われる理由の3つ目は、コンサルから事業会社へ実は転職しにくいから。

コンサルからコンサルへの転職が8割を超え、事業会社への転職は2割に満たない結果が出ています。

参考:AXIS CONSULTING「コンサルタントの転職先|約8割がファームtoファームという事実 」

なぜ、コンサルから事業会社へ転職しにくいのでしょうか?

下記に主な理由をまとめています。

  • 年収が下がる可能性が高い
  • より深く専門知識が求められる
  • 仕事の仕方が異なるため慣れるのに時間がかかる

コンサルでは幅広い知識が必要なのに対し、事業会社では特定のテーマについてより深い知識が必要です。

コンサル会社で経験のあるテーマであっても、事業会社で活かせるだけの知識がない場合に、転職を難しくしていると考えられます。

また、事業会社では組織で動く傾向があるため、少人数や個人プレーで仕事をしてきたコンサル出身者にとっては、社内での動きにくさも転職しにくい理由の1つです

コンサルのブランドや希少価値が薄れてきている

コンサルやめとけと言われる理由の3つ目は、コンサルのブランドや希少価値が薄れてきているから

以前は採用数が少なく、大手コンサルファームで採用されるのは希少でした。

しかし、コロナ前からコンサル需要が急増、コロナ禍のDX需要の伸びも相まって、コンサルファームの規模拡大路線により採用人数が増加しています。

コンサルスキルも一般化したことで、希少価値が薄れてきたのが現状です。

世界最大級の総合コンサルティング会社、アクセンチュアの日本法人では、2015年には約6,000人だった社員数が、2021年には約18,000人と、6年間で3倍に増加しています。

また、IT専門調査会社であるIDC Japan株式会社によると、国内ビジネスコンサルティング市場予測の2021年~2026年の年間平均成長率(CAGR)は8.8%と言われており、2020年~2025年の調査ではCAGRが7.8%と予測されていたので、年々需要が増える予測がされているとわかりますね。

「希少な人材と思われたい!モテたい!」ためだけにコンサルファームへの就職を考えている人は、他の職種を検討した方がいいかもしれません。

参考:IT Leaders「2021年の国内コンサルティング市場は前年比11.4%増の5724億円、コロナ禍の影響を脱し復調─IDC」
参考:Executive Link「コンサルティング業界とは?ファームの種類や仕事内容、魅力、将来性などを解説」
参考:DIAMOND online「アクセンチュア常務が明かす急成長の秘密、「テック領域の全てで一番になりたい」

【新卒】人気だからで就職するとミスマッチ

新卒でコンサルはやめとけと言われる理由は、人気だからで就職するとミスマッチが起こるから。

ちやほやされるから、給料が高いからの理由だけでコンサルファームに就職すると、理想と現実との違いですぐに辞めることにもなりかねません。

コンサルは、長時間労働は当たり前で、クライアントからは新卒であっても結果を求められます。

「なぜコンサルで働きたいのか?」の目的意識や、プレッシャーに耐える覚悟を持っておくことが必要です。

  • 同期であっても実力差を感じ、プレッシャーが大きい
  • 机上の空論ではクライアントを満足させられない
  • 他業種の知識がないとクライアント目線に立つことが難しい
  • プライドが高くなる
  • 転職時に生活水準を下げないといけない
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ちなみに、スタディチェーンさんのブログで、現役大学生の新卒就職先業界を学部別に紹介していますので、ぜひ一読ください。

【転職】コンサルハードスキルが足りず長時間労働になりがち

転職でコンサルはやめとけと言われる理由は、コンサルのハードスキルが足りず長時間労働になりがちだから。

コンサルは、専門知識やマーケティングスキル、Excelやパワポなど、前職では学ばなかったスキルが必要とされる場合があります。

コンサルならではのスキルを新たに身につけなければならず、作業1つにも時間がかかったり、自宅で勉強する時間も考えると長時間労働は避けられません。

できるだけ、前職の経験や知識と親和性のある会社を選ぶことも1つの手です

  • 前職の経験を活かしにくい
  • 前職との働き方の違いに戸惑う
  • 想像以上のインプット・質の高いアウトプットが必要
  • 長時間働くことが評価につながるわけではない
  • 優秀な部下や年下の同僚の下につくことがある

【女性】夫の理解が得られないと家庭崩壊の危機

女性でコンサルはやめとけと言われる理由は、夫の理解が得られないと家庭崩壊の危機だから

コンサルの仕事は、女性であっても長時間労働は避けられないため、夫の職業が他業種の場合はとくに、コンサルの働き方への理解を得ることが不可欠です。

男性社会と言われたコンサル業界ですが、近年では女性コンサルの進出が増えてきています。

就職先を選ぶ際は、産休・育休のほか、リモートワークやキャリア支援の制度など、女性向けの制度が整っているかどうかを確認し、女性の採用を積極的に行っている会社を選ぶと良いでしょう

  • 女性だからと、きつい仕事も配慮されることはない
  • 中には女性を快く思わないクライアントもいる
  • 我が強く、理屈っぽいと思われ、モテない傾向にある
  • 結婚や出産などのタイミングを逃しやすい
  • 家庭との両立で、新しい知識をインプットする時間が取りづらい

コンサルの分類ごとにもある│コンサルやめとけの理由

コンサルやめとけと言われる理由を、分類ごとに8つ紹介します。

その他の理由も紹介してるので、就職・転職の参考にしてみてください。

【外資コンサル】成果主義でスキルが低いとついていけない

外資コンサルはやめとけと言われる理由は、成果主義でスキルが低いとついていけないから

外資コンサルでは、Up or Out(昇進するか、さもなくば去れ)と言われるほど成果主義のため、成果が出せなければ解雇、もしくはスキルが低いと仕事をもらえないこともあり得ます。

また、外資系コンサルには戦略コンサルが多く、経営レベルの意思決定に関わることがよくあるため、ハイレベルな論理的思考力やコミュニケーション能力が必要です。

未経験や常に成果を出し続けることが不安な場合は、じっくり人材を育てていく傾向にある日系も検討しましょう。

  • 激務でも、常に勉強する必要がある
  • 高給だが、仕事量に比べて給料が見合わない場合がある
  • 人材の入れ替わりが激しい
  • 日系コンサルに比べると福利厚生が不十分
  • 時差のため生活リズムが崩れる

【ITコンサル】PMO案件などイメージと異なりミスマッチ

ITコンサルはやめとけと言われる理由は、PMO案件などイメージと異なりミスマッチを感じる可能性があるから。

PMOは、プロジェクト管理をサポートする役割を担いますが、コンサル界隈ではコンサルの仕事とは言えないと下に見られがちです。
(実際はそんなこともなく、重要な仕事なんですけどね…)

ITコンサルタント未経験の場合はとくに、はじめにPMO案件を任されることがあるので、思っていた仕事と違うとミスマッチを感じることもあるかもしれません。

しかし、PM(顧客側の意思決定者やリーダーで、プロジェクトを管理する人)を陰でサポートすることで、プロジェクト全体を広い視野で見れたり、マネジメントスキルを身に着けたりできます。

また、ロジ周り(何かを実施するために必要な手配や準備)のスキルが身に付くこともPMOの特徴です。

ロジ周りは地味ですが、コンサル案件でももちろん活きてくるスキルです。

しっかりこなせると上司からの評価も上がりやすく、希望の案件に入りやすくなります

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コンサル界で有名なX(旧Twitter)アカウント『とあるコンサルタント』さんも、ロジまわりの重要性を説いていますよ!

  • 上流工程がメインで、システム開発に深く関われない(ITの実務経験が得られない)
  • 常に最新技術やトレンドを追い続ける必要がある
  • 報酬が高額なゆえ、無理難題な要望を受ける可能性がある
  • クライアントとエンジニアの板挟みになる
  • 緊急のシステムトラブルの対応もあり、激務である

参考:ITコンサルやめとけ!?やっぱり激務?スキルはつく?経験者が解説

【総合コンサル】新卒の場合は希望の職種に就けないことも

総合コンサルはやめとけと言われる理由は、新卒の場合は希望の職種に就けないこともあるから。

総合コンサルは、戦略の立案から実行まで企業を一貫してサポートする役割があるため、扱う案件もシステム導入や業務改善など多岐にわたります。

専門的なバックグラウンドを持つメンバーも在籍する中、まだ実務経験のない新卒の場合は、希望する業務に携われないことも少なくありません。

しかし、様々な分野に触れられるので、幅広い知識の習得が可能です

  • 専門性を深めるのが難しい
  • 上層部から課長クラスまで幅広く関わるため、幅広い知識を要する
  • グローバルな案件もあるため、ビジネス英語が必要な場面もある
  • 所属する部署で年収が異なる

【戦略コンサル】泥臭い作業が多く入社後にギャップを感じる

戦略コンサルはやめとけと言われる理由は、泥臭い作業が多く入社後にギャップを感じるから。

戦略コンサルは、企業のトップに解決策を提示することから、華やかな印象を持つ人も多いでしょう。

しかし、事前準備で資料を作成したり、エクセルを使ってデータ分析をしたり、ミーティングを設定したりと、実は地道で泥臭い仕事が多いため、入社後にギャップを感じるかもしれません。

この地道さや泥臭さは、クライアントの問題解決に向けて質の高い戦略を立てるためには必要不可欠であり、優秀な戦略コンサルほど、コツコツと泥臭い作業を行っています

  • 変化の激しいビジネス環境に、すぐ適応できる能力が求められる
  • クライアントの重要な意思決定に直接関与するため、プレッシャーが大きい
  • プロジェクトの期間が短く激務になりやすい
  • 常に成長が必要とされる(現状維持は不十分)
  • 自身が意思決定者ではないため、労力が無駄になることもある

【FAS、M&Aコンサル】期限が短く徹夜続き

FASやM&Aコンサルはやめとけと言われる理由は、期限が短く徹夜続きなこともあるから。

FASのメイン業務の1つであるM&A業務では、2週間プロジェクトもあるほど、プロジェクト期間が短いことが特徴で、寝られない日が続くことも珍しくありません。

M&Aをはじめ企業再生など、企業の一刻を争う案件が多いことが、時間をかけられない理由でもあります。

短期間にプロジェクトを終わらせる必要があるため、長時間労働の激務になりがちですが、プロジェクトとプロジェクトの間に長期休暇を取ることが可能です。

  • ハイレベルな専門性が必要なため、財務関連の知識がないと採用されるのは難しい
  • 希望の部署に配属されない可能性がある
  • 国内案件が多いため、クロスボーダー案件に携わりにくい(英語を活かせない)
  • 経験できる業務に偏りがあり、幅広く活躍しにくい(似た業務ばかりで飽きる)

【ベンチャーコンサル】教育環境が乏しい場合が多い

ベンチャーコンサルはやめとけと言われる理由は、教育環境が乏しい場合が多いから

ベンチャーでは、即戦力となるすでに専門知識を持っている人材が好まれる傾向にあるため、未経験者への教育制度が整っていない場合が多く、自分で勉強しなければなりません。

教育をしっかり受けて実践に臨みたい場合は、教育制度の整ったベンチャーコンサルファームを探すか、大手コンサルファームへの就職を考えた方がいいでしょう。

  • プロジェクトを1人で担当しなければならず、業務量が多い
  • 何でも屋になり、コンサルならではのスキルや経験が積めない可能性がある
  • 業績悪化のリスクがある
  • 大手に比べると報酬や福利厚生に期待できない
  • 知名度の低さがゆえ、業務や転職で苦労する可能性がある

【WEBコンサル】大手コンサルと比べて有名度が低い

WEBコンサルはやめとけと言われる理由は、大手コンサルと比べて有名度が低いから。

しかし、大手コンサルと比べて知名度が低いものの、WEB上のビジネスが急速に発展している現在では、WEBマーケティングの専門知識を持ったWEBコンサルの需要は高まっています。

未経験でも挑戦しやすく、フリーランスとして独立する道も。

実績やスキルによっては収入を伸ばしていくことも可能です。

  • トレンドが常に変化するので、戦略を頻繁に見直す必要がある
  • SEOやSNSマーケティングなど専門知識が必要
  • 分析・改善・施策の繰り返しで地味な作業が多い
  • 数値で成果が見えるので、プレッシャーを感じる
  • 他のコンサルに比べると給料は高くない

【中小企業向けコンサル】スタッフレベルでも営業行為がほぼ必須

中小企業向けコンサルはやめとけと言われる理由は、スタッフレベルでも営業行為がほぼ必須だから。

中小企業向けコンサルには、企業の一員として現場に深く関わる特徴があります。

コンサルタントとして選んでもらうためには、企業が直面している問題や実情への深い理解が不可欠です。

当事者意識を持ち、時には経営者と意見をぶつけ合えるスキルも必要とされます。

  • 1人で複数社を担当する
  • 1人で企業全体をコンサルできる一方、専門性を深められない
  • 過去の事例ではなく、クライアントに寄り添ったオリジナルの提案が必要
  • ファームの実績や知名度よりもコミュニケーション能力を重視される
  • 中小企業向けコンサルの経験は、大手コンサルへの転職成功に直結しない

【きつすぎ】コンサルワークがきついのはなぜ?

コンサルワークがきついのはなぜか?

長時間労働の激務な日々が続いたり、上司に詰められたり、ハイレベルの同期に囲まれ劣等感を抱いたり、ほとんどのコンサル経験者が経験していることです

そこで、コンサルはどれくらい辛いのか、どのような症状が身に起こる可能性があるのか、実体験も交えて紹介します。

詳細の解説はコンサルタントの仕事は本当にきつい?しんどい?8つの理由や向いている人を解説をご覧ください。

コンサルの1年目はどれくらい辛い?

コンサルの1年はどれくらい辛いのか、私が実際に辛いと感じた理由は主にこの3つです。

  • 長時間残業
  • 上司/顧客に詰められる
  • 自分のペースで仕事ができない

とくに「上司/顧客に詰められる」は、入社してからの人間関係にもよるので予想がつかないところ。

しかし、上司/顧客に詰められたことのあるコンサル経験者が多いのは事実です。

下記で、私が実際に上司に言われたキツイ言葉をご紹介します。

  • 「お前は無理だ。コンサルタントに向いていない。」
  • 「この資料にクライアントは何円払ってると思ってんの?」
  • 「どんな脳みそしてたらこんなんに(こんな成果物に)なんのか意味わかんない。」
  • 「こんな資料作ってただですむと思うなよ?」
  • 「おめーはバカだから愛想のよさで生き残れ」(励ましてる?w)
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まだまだありますが….. 最大級のキツイ言葉はここでは控えますね。ご想像にお任せします(笑)

そのほか、周りの同期や同僚の実力に圧倒され、ついていけない自分は落ちこぼれだと感じる人も少なくありません。

コンサルワークが激務でうつになる人もいる?

コンサルワークが激務で、うつになる人もいます。

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私も炎上案件に配属されたときは、肉体的にも精神的にもしんどくなり、一時期はうつになりかけました…..

炎上案件でなくとも、常にレベルの高いメンバーに囲まれて焦燥感や劣等感に駆られたり、求められた仕事に応えきれず、自分への嫌悪感で自信を無くしたり、コンサルファームではうつになり得る状況が多いのは事実です。

しかし、挑戦した仕事を実行できた時や、お客さんに心のこもった「ありがとう」を言ってもらえた時など、楽しいこともあります。

激務の中でも「楽しい!」を感じれるかどうかが、コンサルを続ける上で重要ですよ。

  • 精神的・肉体的なタフさ
  • 知的好奇心が旺盛
  • 向上心が強い
  • 責任感が強い

次では、コンサルに向いてない人の特徴を紹介します!

当てはまるとコンサルはやめた方がいいかもしれないので、要チェックです。

【注意】コンサルに向いてない人の特徴│当てはまったらコンサルやめとけ

コンサルに向いでない人の代表的な特徴を4つ紹介します。

  • 精神的・肉体的ハードワークに耐えられない
  • 新しい知識・洞察に興味が無い
  • 向上心が弱い
  • 責任感が弱い

私が5年間コンサルとして働く中で、スキルがない状態から驚異的なスピードで成長する人を何人も見てきましたが、逆に、成長できない人や活躍できない人には、上記の4つのような共通する特徴がありました。

では、自分がコンサルに向いていない人に当てはまるのか、具体的な例を見てみましょう。

  • 仕事が原因で病んでしまったことがある
  • 平日の夜や土日に仕事のことを考えたくない
  • マニュアル化された繰り返し行う業務が好きだ
  • 何かを理解できた時に嬉しいと感じたことがない
  • 今の自分の知識・スキルのみで活躍できる仕事が良い
  • プライベートが犠牲になるくらいなら業務の途中で帰る
  • 上司や顧客の指示されたタスクのみをやればよいと思う

上記に当てはまる人は、コンサルはやめた方がいい可能性があるので、他の適性のある職業を検討した方がいいかもしれません。

無料の適性診断を受けてみるのもおすすめですよ。

【退職】コンサルをやめる理由とやめ時は?やめてよかったの?

コンサルを辞める理由には、激務だからというネガティブな理由もありますが、キャリアアップが理由のポジティブな転職も珍しくありません。

では、辞め時はあるのでしょうか?

転職率が高いのは事実ですが、辞め時がその後のキャリアに影響することも。

辞めてよかったのか?と後悔しないために、辞め時の見極めが重要です。

下記で解説します。

退職率はどれくらい?1年や2年で辞めるのはどう?

離職率平均勤続年数
コンサルファーム約20%3年~6年
日本の一般企業
(※1)
15%
令和4年 厚生労働省のデータより
12.7年
令和4年 国税庁のデータより
参考:厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概況」P.7
参考:国税庁「令 和4年分民間給与実態統計調査」P.19

※1:離職率の対象は令和4年の常用労働者、平均勤続年数の対象は令和4年に1年を通じて勤務した給与所得者。

厚生労働省の発表によると、令和4年の常用労働者の離職率は15.0%。

そして、国税庁からは、令和4年に1年を通じて勤務した給与所得者の平均勤続年数は12.7年と発表されています。

コンサルファームの離職率が20%ほど、平均勤続年数が3年~6年ほどと言われているので、コンサルファームは他の職種より離職率が高く、早く辞める人が多いことがわかりますね

「常用労働者」 次のいずれかに該当する労働者をいう。

  1. (1)期間を定めずに雇われている者
  2. (2)1か月以上の期間を定めて雇われている者

引用元:厚生労働省.「雇用動向調査:調査の結果」.“用語の解説”.(参照2024-07-11).

しかし、コンサル業界の転職は、キャリアアップのための自主退職が多く、転職がマイナスにならないことが特徴です

とはいえ、MBB(※2)のようなトップファームであれば1年や2年でも箔が付きますが、他のファームだとキャリアを積むうえでマイナスになることが多いのが現実です。

コンサルからコンサルへの転職が多いことも踏まえると、ある程度はコンサル業界にいる覚悟を持った方が良いでしょう。

※2:MBBとは、下記の大手3社のこと
・マッキンゼー・アンド・カンパニー(マッキンゼー)
・ボストン コンサルティング グループ(BCG)
・ベイン・アンド・カンパニー(ベイン)

コンサル激務ランキング│残業時間が多いのはどこ?

残業時間が多いコンサルファームはどこなのか?

国内最大級の社員の口コミを有する転職・就職プラットフォーム、OpenWorkのデータを参考に、コンサル激務ランキングを紹介します。

コンサルファームの口コミ数上位、総合評価上位の会社の情報を基に作成しました

ぜひ、コンサルファーム選びの参考にしてみてください。

順位コンサルファーム名月間平均残業時間
1位A.T.カーニー株式会社73.4時間
2位マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社71.6時間
3位ボストン・コンサルティング・グループ合同会社66.6時間
4位べイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド62.1時間
5位デロイト トーマツ コンサルティング合同会社58.3時間
6位株式会社船井総合研究所(船井総研)54.2時間
7位PwCコンサルティング合同会社45.7時間
8位株式会社野村総合研究所44.8時間
9位EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社44.4時間
10位スカイライト コンサルティング株式会社41.9時間
参考:OpenWork「コンサルティング、シンクタンク業界の企業一覧」
参考:OpenWork「コンサルティング、シンクタンク業界の総合評価ランキング」

【結局自分次第】コンサルやめとけの理由は探せばいくらでも見つかる

「It is better to act and repent than not to act and regret.」
(行動せずに後悔するより、行動して後悔する方が賢明である。)
イタリアの政治思想家 Niccolo Machiavelli(マキャヴェリ)

「何かをしようとした時、失敗を恐れないでやってください。
失敗して負けてしまったら、その理由を考えて反省してください。
必ず将来の役に立つと思います。」
元プロ野球選手 イチロー

コンサル転職をするかしないかは、結局自分次第です。

コンサルやめとけの理由は、調べれば山ほど出てきますが、やめる理由を探すということは、やりたい気持ちがあるということではないでしょうか。

やらない後悔は一生残りますが、やる後悔はその時だけ!

迷ったらまずは一歩踏み出してみましょう。

参考:【コンサル経験者が語る】コンサルに転職してよかった理由と後悔しないコツ

コンサルやめとけを真に受ける前に無料の適性診断を受けてみる

コンサルが自分に向いているかわからなくて一歩踏み出せずにいる人へ、無料の適性診断を受けてみることをおすすめします。

テキスト入力ゼロ!たった3分で天職診断できてしまう簡単無料サービスがASSIGN(旧VIEW)

下記のように、自分に合った職種が診断されて、会社名までわかります。

カラクリ

下記は、私が実際に利用したときに診断された職業のトップ3です!

Web診断のようにタップするだけで、コンサルの向き不向きを教えてくれますよ。

悩むのはこれで終わりにして、コンサル転職への一歩を踏み出しましょう!

ASSIGN(旧VIEW)アプリをダウンロード後に無料で天職診断ができます

気になった方はASSIGN(アサイン)アプリをダウンロードして、自分の特性に合った職種を見つけましょう。

コンサルがキツくてやめたくなった時の現実的な選択肢

コンサルがキツくてやめたくなった時の現実的な選択肢を3つ紹介します。

どの選択も年収が下がる可能性がありますが、自分の人生の中で優先したいことは何か考えてみると良いでしょう

元々いた事業会社に転職

コンサルがきつくてやめたい時の現実的な選択肢1つ目は、元々いた事業会社に転職することです

コンサルから事業会社へ転職する人は多く、分析力や問題解決力があり、業界を俯瞰して見れるコンサルからの転職は、事業会社からも歓迎されています。

元々いた事業会社ならなおさら、本来持っていた専門知識に加えて、戦略を提案する力を身に着けて戻ってくる存在は喜ばれるかもしれません。

しかし、企業によっては簡単に出戻りが歓迎されない場合もあるので、選択の1つとして考えましょう

日系の緩めなコンサルファームに転職

コンサルがきつくてやめたい時の現実的な選択肢2つ目は、日系の緩めなコンサルファームに転職することです

現在が外資コンサルであれば、日系コンサルは時差に影響されにくいのでワークライフバランスが取りやすくなったり、現在がベンチャーコンサルであれば、大手日系コンサルは1人に対する負担が少なく研修制度も整っていたり。

ただし、日系コンサルだからといって、緩いとは限らず、同じ分野であれば働き方があまり変わらないこともあり得ます。

それぞれのファームの働き方によるので、希望するコンサルファームの内情をしっかり調べてから行動するようにしましょう

条件を落として転職

コンサルがきつくてやめたい時の現実的な選択肢3つ目は、条件を落として転職することです。

コンサルファームの中でも、ワークライフバランスが保てるファームを探したり、コンサル以外の職種で今までに経験した業務と親和性のある仕事に転職するのもありでしょう。

しかし、心と時間の余裕を優先する分、年収が下がることは覚悟が必要です

コンサルファームは、責任が重く、激務だからこそ高給の場合が多いことを、理解しておく必要があります。

ポストコンサルも見据えたおすすめの転職エージェント

ポストコンサルも見据えたおすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

それぞれ強みがあるので、希望するファームに合わせて選ぶのも良いですが、まずは会って相性の良いエージェントを選ぶことがおすすめです

どの転職エージェントも無料相談がありますよ!

アクシスコンサルティング

Big4やアクセンチュアのような大手ファームなど、総合系の戦略部門に強い転職エージェントです。

書類や面接対策もしっかりしており、特に面接対策が重要な戦略ファームの模擬面接もしてくれます。

また、非公開求人が77%であることと、定期的な各社パートナーやCxOとの情報交換による情報の多さも魅力の1つです。

転職だけでなく、独立支援やフリーランスへの案件も紹介してくれますよ。

アクシスコンサルティングの基本情報
書類対策/面接対策の内容
面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
設立2002年4月
公開求人数非公開
非公開求人数全体の77%
料金無料

ASSIGN AGENT

ASSIGN(アサイン)は、BCGのような外資戦略コンサルファームから、PwCコンサルティングのような総合コンサルまで幅広く転職を支援しているエージェントです。

特徴的なのは、20代~30代の若手ハイエンド層に特化していること。
また、創業メンバーが全員コンサルファーム出身で、質の高いアドバイスを受けれることも魅力の1つです。

選考対策もしっかりしており、以下のような選考対策資料を基に志望動機などの選考対策をしてもらえます。

ASSIGN AGENT(アサインエージェント)の選考対策資料

2021年には、Bizreachに登録する4,600名のエージェントの中で最も高い結果を残したエージェントに送られる年間総合MVPを受賞しています。

そしてASSIGN(アサイン)では、初回面談で求人を紹介していません。

しっかりと好きなこと、得意なことをを基に目指したい将来を考え、転職先を提案しています。

ASSIGN AGENTの基本情報
書類対策/面接対策の内容
面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社株式会社アサイン
設立2016年12月27日
公開求人数非公開
非公開求人数非公開
料金無料

コンコードエグゼクティブグループ

コンコードエグゼクティブグループ

マッキンゼーやBVG、べインなど、戦略コンサルをメインとした転職エージェントです。

面接対策が手厚く、フェルミ・ケース対策をしっかり行ってくれるほか、過去問も豊富にそろっています。

また、女性のキャリアコンサルタントが多いのも魅力の1つ。

女性のコンサルタントのほうが相談しやすいという方にはおすすめの転職エージェントです。

コンコードエグゼクティブグループの基本情報
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面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社株式会社コンコードエグゼクティブグループ
設立2008年
公開求人数非公開
非公開求人数非公開
料金無料

コンサルやめとけ?後悔ないように考えたら後は動くのみ!

以上、コンサルやめとけの7つの理由を、外資コンサルや戦略コンサルなど、8つの分類に分けて紹介しました。

紹介したやめとけの理由は耐えられないものか、今一度、コンサルに転職するメリットも確認しながら考えてみてはいかがでしょうか?

コンサルやめとけの理由は山ほどあります。

一度やりたいと思ったなら、後悔のないように行動するのみですよ。

 

コンサルに転職するメリット

下記の記事でコンサル転職のメリットも説明しているので、ぜひご覧ください。

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