やっぱコンサルの働き方は大変って聞くけど実際どう?
面接官に聞いても本当のこと教えてもらえなさそうだし…転職する前にほんとのことを知ってギャップをなくしたいな。
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
本記事を書いている私は、新卒でコンサルファームに入社し、今年で5年目です。
私自身、忙しい時も暇な時もあり、様々な働き方をしてきました。
また、一緒にプロジェクトを遂行している先輩などの様子からマネージャーやパートナーになるとどのような働き方になるのかも、ある程度つかんでいます。
こんな私がコンサルファームの働き方について解説します。
目次
若手コンサルの働き方
まずは、若手コンサルの働き方です。
新卒・中途どちらにおいても、入社して数年は、こちらの働き方になると思ってください。
(もちろん30代後半などで、マネージャー以上で転職を考えている方は別です)
忙しい時と暇な時で働き方が全くことなるので、それぞれ分けて解説します。
若手コンサルが忙しい時の働き方
忙しい時は以下のような感じで働いています。
- 平日・・・日を跨ぐ前にはほぼ帰れない
- 休日・・・土日の片方はほぼなし。忙しい時は土日両方とも仕事
この状態が短いと1週間、長いと1か月以上続くイメージです。
若手コンサルが忙しくなる時の残業時間
残業時間でいうと、以下のような状況です。
月150時間~250時間の残業
これまでにめちゃくちゃ忙しかった案件を何度か経験したことがありますが、IT系の炎上案件に入った時は、残業時間は下記くらいでした。
- 12月:100時間
- 1月:140時間
- 2月:200時間
- 3月:180時間
業務系の案件の時では一カ月だけでしたが、残業時間は下記くらいでした。
月250時間
なお、残業時間についての詳細は、【実態暴露】コンサルファームの残業時間【転職前に知るべき】で解説していますので、気になった方はチェックしてください。
若手コンサルが忙しくなるタイミング
忙しくなるのは、下記のタイミングです。
- お客さんとの定例会議や最終報告の直前に追い込みで資料を作成するとき
- アウトプットをパートナーにボコボコにされて修正するとき
- プロジェクト開始時の業務量の”ヨミ”が外れ、リソース以上の業務量になるとき
- プロジェクトスコープが膨らむなどにより案件が炎上状態になったとき
上二つの場合は、一時的に残業時間が多くなるだけですが、下二つの場合は、定常的に残業時間が多くなってしまいます。
いわゆる激務案件ってやつですね。
体力・精神的にだいぶキツくなります。
とはいえ、このような激務案件に入るメリットもある
ついつい激務案件だとデメリットばかりが注目されがちですが、メリットもけっこう大きいんですよね…
激務案件に入るメリットや、それでもやっぱり入りたくない人向けの激務案件の見分け方などは、【ITコンサル】激務案件はどれくらい忙しい?【激務案件の見分け方も解説】で解説していますので、合わせてチェックしてください。
若手コンサルが暇な時の働き方
コンサルファームで暇なときは下記のような感じで働いています。
- 一日8時間も働かない
- 在宅ワークと見せかけて一日中サボる場合もあり
私なんかは、昼間にジムやマッサージに行ったりしていました(笑)
最高ですね!
若手コンサルが暇な時の残業時間
こんな働き方ですので、もちろん残業時間は発生しません。
超絶ホワイトです(笑)
若手コンサルが暇になるタイミング
暇になるのは下記のタイミングです。
- 案件から外れている時
- 楽な案件に入った時
- 案件の会議が延期になった時
案件から外れている時、いわゆるアベイラブル期間のコンサルは暇だというのは有名ですが、箇条書きの2個目と3個目のように、案件に入っている時にも暇なときは存在しています。
詳細は、【実録】実は暇!?コンサルが暇な時の働き方で解説してます。
マネージャー・パートナーなどに昇格後のコンサルの働き方
コンサルに初めて転職する方にはまだ先の話かもしれませんが、マネージャーやパートナーに昇格した時の働き方もお伝えしておきます。
結論として、若手よりも忙しいです。
いわゆる日本の大企業ですと、出世するとただ会議に出席するだけみたいな人も出てきますが、コンサルのマネージャーやパートナーはそうはいきません。
その理由は下記3つです。
- 複数プロジェクトを掛け持ちするから
- プレ活動(営業行為)も行うから
- 社内の運営業務も行うから
同世代の人と話していると、マネージャーやパートナーは端から見てて忙しすぎるから出世したくない…という人もちらほら。
それほどの修羅の道です(笑)
確かにキツそうだけど、さすがのコンサルでも働き方改革は進んでいるんじゃないの?
この話は気になりますよね。
次章で解説します。
コンサルでは働き方改革は進んでいるのか
結論:進んでいるがまだまだ道のりは長い
です。
なぜなら元が激務過ぎだからです。
ちょっと改善したからといっていわゆる事業会社に比べるとまだまだです。
それに取り組みはあまりうまくいっていないと思います。
例えば、アクセ某大手コンサルファームの中の人に聞くと、若手の勤務時間は短くなったが、そのしわ寄せが全てマネージャー以上にいっていると言います。
仕事量や効率性を変えずにただ労働時間を短くした弊害ですね。
まぁただ、取り組みがうまくいっていないからといって、ワークライフバランスが取れないのかというとそういうわけではありません。
ちょっと工夫をすれば取れることは取れます。
が、しょうじき、コンサルに来てワークライフバランスを取ることを考えるのはあまりオススメしてないんですよね・・・
ワークライフバランスのとり方や、(持論ですが)ワークライフバランスを取ることをオススメしていない理由などは、【これが実態】コンサルはワークライフバランスをとれるのか?で解説しています。
気になった方はチェックしてください。
激務な働き方であるコンサルが人気の理由
ここまでの話を聞くと、なぜこんな激務なのに、みんながコンサルファームに行くのか疑問に思う人も多いと思います。
その理由は、激務のきつさを超える大きなメリットがあるからです。
キャリアに関するメリット
給料に関するメリット
コンサル転職のメリット・デメリット【現コンサルが3つの観点で解説】
あとは単純に仕事自体を面白そうと思う人が多いからですね!
こういった好奇心はコンサルに向いている性格の一つです。
どんな仕事にも性格上の向き・不向きは存在しますし、性格はそう簡単には直せないので、【現役コンサルが解説】コンサル向き・不向きの性格を読んでコンサルに向いている性格と向いていない性格を把握しておくことをオススメします。
ここまでで、少しは皆さんの疑問を解消できたと思います。
が、こんなどこの馬の骨ともわからないカラクリなんてやつが書いた記事だと、どこまでほんとかわからないし不安ですよね…
(いちおう、ちゃんとコンサルファームの中の人間です笑)
そんなカラクリなんてやつを信用していない方や、まだ解消しきれない疑問が残っている方にオススメのコンサルファームの実態を知る方法をお教えします。
コンサルファームの働き方の実態を知る方法
結論:実際に働いたことのある人に、直接実態を聞きましょう。
本記事のようなWebコンテンツを介することなく直接聞くことで、
- 自分で一次情報を取ったので、情報を信頼できる
- 自分の気になったことを聞けるので、疑問点を全て解消できる
からです。
え!?だから、実際にコンサルとして働いたことのある人なんて、説明会や面接で会う人くらいで、会社に呼ばれてきた人だから本当のこと教えてもらえないって最初に言ったじゃん…
おっしゃる通り、選考過程で会う会社の人は、会社の代表として来ているので、社内の評判が落ちるようなことはなかなか言えません。
とは言っても、コンサルファームの知合いなんてなかなかいませんし、SNSで知らない人にいきなりメッセージを送るのも少し気を遣ってしまいます。
実はいま、そんな悩みを解消するサービスがあるんです。
それが社会人向けのOB訪問サービス『キャリーナ(careena)』です。
社会人同士でOB訪問ができるサービスで、メルカリなどと同様、CtoCのプラットフォームサービスです。
転職やキャリア形成のために、興味のある職種や企業のリアルな情報を、経験者から直接話を聞くことができます。
下記のような画面から話を聞きたい人を選ぶことができるのですが、コンサル系の話もけっこーあります。
登録は無料です。
また、話を聞く際の料金は話し手側で決められるのですが、上記画面の通り半分以上が無料です。
ただ、ここだけの話、話し手側は、最初は無料や500円でしか料金設定できないのですが、話した回数が増えてくると料金を1,000円とか5,000円とかに設定できるようになります。
早めに話を聞いた方がお得なので、少しでも気になっている人は、早めに登録してみて、無料or安いうちに話を聞いてみると良いと思います。
【登録無料】社会人がOB訪問!キャリーナとは【使ってわかった】
コンサルファームの働き方の実態を押さえてギャップなく転職しよう
以上、いかがでしたでしょうか!?
周囲にコンサルの知り合いがいないと、働き方のほんとの実態は見えにくいものです。
本記事だけでは物足りない人は、ぜひ『キャリーナ(CAREENA)』に無料登録して、働き方の実態を聞いてみましょう!