【コンサル転職初心者必見】フェルミ推定の面接の流れを解説

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モニターデロイトの選考の流れ
フェルミ推定始めたての方
フェルミ推定始めたての方

「フェルミ推定の勉強始めたけど・・・そういや面接ってどんな流れで進むんだっけ?」

本記事の内容

本記事を書いている私も戦略コンサルへの転職活動を行ってきました。

フェルミ推定・ケース面接が苦手で最初の方は面接に落ちまくったおかげで(?)、20社弱のコンサルファームの面接を受けることができました。(あまり自慢することではありませんがw)

フェルミ・ケースが出題される場合の面接の流れは、どの会社もほぼ一緒です。

面接がどのような流れで進むのか、Tipsを交えながら解説します。

フェルミ推定の面接の流れ

フェルミ推定の面接の流れ

面接は以下の順番で進んでいきます。

それぞれ解説します。

フェルミ推定の面接の流れ①一般質問

時間

3分~30分

内容

志望動機や自己PRの時間です。

一般質問を重視するファームは長いです。あと、面接が最終に近づくにつれて、長くなる傾向があります。

短いと自己紹介をどうぞと言われて、1,2分話したらすぐフェルミ・ケースに入る場合もあります。

これで評価されるとなると、マジで地頭しか見てないんだなって思っちゃいますよね(笑)

ただまぁいくら志望動機やこれまでの経験が素晴らしいからといって、地頭の良い人でないと通用しない世界でしょうから、まずはフェルミ・ケースで足切りするってのも頷ける気がしますね。

参考:【例文付き】コンサル転職面接時の自己紹介の回答方法【実証済み】
参考:【例文付き】コンサル転職時の志望動機の作り方
参考:【コンサル転職】面接で詰まらない自己PRの作り方【例文付き】

フェルミ推定の面接の流れ②お題提示

時間

1分~3分

内容

 一般質問が終わるとフェルミのお題が伝えられます。
(最近気になるニュースはないですか?とか趣味は何ですか?みたいな感じで、その場でお題が決まる場合もあります。)

【初心者必見】フェルミ推定の5つの手順【例題あり】にフェルミ推定の手順を記載していますが、手順①「前提確認」はこの時点からスタートです。

範囲や期間を意識して、面接官と前提の摺り合わせを行いましょう。

Tips:この間に式やセグメントを考えておこう

お題提示の間は、まだ時間が計測されていません。

この間に、基本式やセグメンテーションの軸・切り口を考えておくとよいでしょう。

逆に言うと、基本式やセグメンテ―ションを考えるために、時間稼ぎの質問をしても良いと思います。

フェルミ推定の面接の流れ③お題を解く

時間

0分~10分

内容

お題提示が終わったら、実際にお題を解く時間です。

時間を0分と書いたのは、考える時間なしで答えさせられる場合があるからです。

ただし、0分なのはケース問題がほとんどで、フェルミの場合は3分~10分になるのがほとんどかと。

参考:【初心者向け】フェルミ推定のやり方【この記事一つで網羅】

フェルミ推定の面接の流れ④ディスカッション

時間

15分~30分

内容

自身の推定結果を説明の上、面接官とディスカッションが始まります。

ちゃんと時間を計っていないので、正確にはわかりませんが、最低でも15分以上はディスカッションしているかと思います。

よく言われることですが、面接官は上司と捉えましょう

なお、ディスカッションの際に面接官に良く突っ込まれるポイントは、フェルミ推定の面接対策:面接官の突っ込みポイントへの回答方法にまとめています。

相手を論破しようとするのではなく、ディスカッションを楽しみながらより良い推定結果へとブラッシュアップしていきましょう。

フェルミ推定の面接の流れ⑤ケース等他のお題へ(②~④繰り返し)

時間

15分~45分

内容

フェルミ推定が終わると、場合によっては追加でフェルミ推定・ケース面接のお題を出される場合があります。

たぶん、一番多いのは、市場規模を推定した上で、その市場の会社1社の売上拡大戦略のケース問題を解くパターンです。

フェルミの次にケースが控えている場合は、フェルミのディスカッションは短く終わり、ケースのディスカッションを長めにとる場合が多いです。

Tips:焦って話すより考える時間をもらおう

フェルミ推定が終わってから、ケースに移る場合、しばしば考える時間なしで、答えることが求められます。

慣れると、思考時間なしでも対応できるようになるのですが、最初は難しいと思います。

そんな時は、素直に「考えをまとめたいので数分時間をいただけませんか?」と伝えましょう。

よっぽどのことが無い限り承諾してくれますし、焦って話し始めて意味不明なことを言うよりも、よっぽど評価が高くなります。

ちなみに、ディスカッションの時とかでも、考えに詰まったら素直に時間をもらうよう伝えて問題ありませんよ。(私はそのようにしても通過したことがあります)

フェルミ推定の面接の流れ⑥逆質問

時間

5分~10分

内容

応募者側から面接官に質問する時間です。コンサルファーム以外でもありますね。

会社のこととか案件のことととか気になることを聞きましょう。

どんな質問をしたらよいの?

正直、自由だと思いますが、私はよく、フェルミ・ケースのフィードバックや面接官ならどう解くかを聞いてました。

自分にはない視点を回答してくださる時と、「まぁ同じように解くよ~」みたいな感じで流されるときがありましたが(笑)

あと、自分の志望動機の根拠にしているその会社の特徴についても聞いていました。

【例文付き】デロイトの志望動機の作り方【Big4の中での特徴も解説】の記事にも書いているように、次の面接で志望動機を話す時の論理補強に使うためです。

例えば、会社の特徴に「戦略だけでなく実行まで行っており、絵にかいた餅にならないようにしている」みたいなのがあったとして、何か特徴が出るような仕組みがあるのか?とか、面接官からみて実際どうか?とか、聞いていました。

志望動機で変に突っ込まれたくないので、「前の面接官の方にも聞いたんですが、やっぱり〇〇は他のファームにはない特徴みたいで・・・」みたいなことを言うことで、面接官に突っ込みにくくさせてました(笑)

特にBig4を受ける時は、違いがほんとによくわからず、そのファームならではの志望動機が作りにくいので、有効かもしれません

Tips:熱意を示すのも大事かも!?

【フェルミ推定】面接官の評価ポイントと対策【転職経験者が解説】に、友人に実際にあった話を書きましたが、逆質問で熱意を見せるのも大事かもしれません。

フェルミやケースが上手くいかなくてちょっとダメかもって時は、もう一問お願いできませんか?みたいな感じで、逆質問の時間を自分の熱意を示す時間に使ってもよいかと。

※私が経験したわけでなく、再現性もないので、自己判断でお願いします(笑)

フェルミ推定の面接を突破するための日常の練習法

【練習問題も紹介】フェルミ推定の日常の練習方法

以上、実際にフェルミやケースの面接がどのように進むか解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

考える時間も短いですし、こんなんほんとにできるようになるのかな・・・って思いますよね。

私も最初はそうでした。実際、エージェントに、考える時間は3分とか5分だよって教えてもらった際は、その場で「いや、ムリっす」って答えてました(笑)

でも日頃から継続的に練習していくとできるようになっていくものです。

とは言っても、日ごろからそんな練習する時間もないし、ゆっくり練習していると、転職するタイミングを逃してしまう・・・と焦りますよね?

私も同じ思いでしたので、できるだけ効果的な勉強をしようと意識しており、具体的には以下の3点を必ず意識していました。

  • 実際に出る問題で練習する
  • 経験者からフィードバックをもらう
  • 実際の値を必ず調べる

詳細は、【練習問題も紹介】フェルミ推定の日常の練習方法で解説しているので、気になった方はチェックしてください!

フェルミ推定の面接の流れを押さえて焦ることなく突破できるようになろう

以上、いかがでしたでしょうか!?

コンサルへの転職に向けてやるべきことがたくさんで大変だと思いますが、後悔がないよう精一杯対策してくださいね!

私のブログが少しでもお役に立てれば幸いです!

参考:フェルミ推定対策マップ|知識ゼロから面接突破までの方法

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