フェルミ推定の苦手克服!選考通過のための対策

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失敗しないコンサル転職にはエージェントが重要
フェルミ推定を練習中の方
フェルミ推定を練習中の方

フェルミ推定を何回かやってみたけど、全然わからん・・・自分苦手なのかも・・・
このままじゃ面接落ちてしまう・・・

こんな悩みに答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私も、フェルミ推定やケース面接が大の苦手でした。

初めの頃は面接に落ちまくっていましたが、どうしたらできるようになるか必死に考え、練習を重ねてきました。

結果、20社弱の戦略ファームを受けることになりましたが、最後の方はほぼ確実に面接を突破できるようになっていました。

このような実践経験を経て身に着けたノウハウを、みなさんの就職/転職活動にぜひ役立てていただけたらと思います。

参考:【まとめ|例題と解答付き】フェルミ推定とは?やり方や考え方は?

フェルミ推定の苦手意識を克服するためにまずやるべきこと

フェルミ推定の苦手意識を克服するためにまずやるべきこと

一問一問を丁寧に解きましょう

できない、わからないのまま問題を多くこなしても、できない、わからないは解消されません。

そのため、まずは、一問ずつ、時間を気にせず丁寧に解きましょう。

数学の勉強でも、複数の問題集を解くよりも、一つの問題集を何度もこなした方がいいと言いますよね。それと同じです。

丁寧に解くとは、具体的には下記のことです。

それぞれ解説します。

正しい手順で解く

フェルミ推定には正しい手順があります。

下記の通りですので、まずはこれに従って解きましょう。

フェルミ推定の手順

  1. 前提確認
  2. 基本式の設定
  3. セグメンテーション
  4. 数値の設定・計算
  5. 現実性検証

もしこれまで手順を意識せずにフェルミ推定を行ってきたのであれば、この手順を意識するだけで、解きやすくなると思います。

【初心者必見】フェルミ推定の5つの手順【例題あり】

基本式を思い付きで設定せずにパターンの中から選択する

フェルミ推定が苦手な方は、お題ごとに基本式を考えがちです。

コンサルファームの面接でよく出る市場規模系のお題は、種類に応じたパターンがありますので、このパターンのどれに該当するか考えた方が、適切な基本式になりやすいです。

実際、私は基本式のパターンを意識してからは、面接で式がおかしい、と言われることはなくなりました。

基本式のパターンは下記です。

フェルミ推定のパターン

お題ごとにゼロから基本式を考えるのではなく、上記パターンの中のどれに該当するか考えた上で、基本式を設定しましょう。

フェルミ推定にはパターンがある!頻出3+1パターンを解説

できるだけ細かくセグメンテーションを行う

できるだけ細かくセグメンテ―ションを行いましょう。

フェルミが苦手な方は、セグメンテーションで思考停止して、なんとなく男女とかの浅いセグメントになっていることが多い印象です。

面接では、短時間でざっくり推定した後に、面接官とディスカッションしながら、推定値がぶれていそうな項目を、一緒に深堀していくことが多いです。

いつも浅いセグメンテーションばかりを行っていると、そのディスカッションについていけず、思考が浅いと思われてしまいます。

面接を意識するのはまだ先でいいですが、セグメンテ―ションに対する苦手意識克服のためにも、最初は細かくセグメンテーションを行いましょう。

セグメントを細かくするには、一つの軸を細かく分ける方法も一つありますが、軸を二つ組み合わせることも有効です。

軸を二つ組み合わせる例

年齢×男女、平日/休日×時間帯 など

フェルミ推定 例題~ミネラルウォーターの市場規模~は、軸は一つですが、割と細かく切っているので、参考になると思います。

有料(300円)ですが、気になった方はチェックしてみてください。

注意点:セグメンテ―ションはあくまで意味のある単位で切りましょう。

年齢軸で切り分ける時に良くあるのですが、ただ細かくしようとして10歳単位で区切るのは意味がありません。

細かくする練習は必要ですが、あくまで意味のある切り口になるように、セグメンテーションしましょう。

フェルミ推定のセグメンテーション【失敗例と回避方法】

苦手意識を克服してから面接通過レベルに至る2ステップ

苦手意識を克服してから面接通過レベルに至る2ステップ

これまで解説した方法で、10問程度の問題を解いたら、フェルミ推定への苦手意識はほぼなくなるかと思います。

その後、面接を通過できるレベルに至るまでには以下の2ステップを経る必要があります。

それぞれのステップで行う対策を解説します。

フェルミ推定に慣れる

苦手意識が無くなったら、次はフェルミ推定に慣れましょう。

そのためには以下の2点に取り組むと良いです。

それぞれ具体的に解説します。

毎日一問以上の問題を解く

慣れるためには、正しい手順・パターンを押さえた上で、問題を多く解くことが一番です。

フェルミ推定の練習を習慣化するためにも、毎日一問以上を解くようにしましょう。

実際に私は、転職活動を行っていた期間は、出社前に一問紙に書いて解いていました。

また、移動中に目に付いたものを、頭の中だけで推定していました。

転職活動期間に実際に私がやっていた練習方法は、フェルミ推定の日常の練習方法【練習以外にやるべきことも解説】で解説していますので、合わせてチェックをオススメします。

また、お題は、目に付いたものをそのまま推定したらよいと思いますが、思いつかないという方は、以下の本を購入しておくことをオススメします。

解く手順なども参考になりますが、最後のページにお題が100問ほどついているので、こちらに記載のお題をかたっぱしから解いていくことをオススメします。

【まずはこの3冊】フェルミ推定の厳選オススメ対策本【無料対策法も解説】

基礎数値を覚える

様々なお題に答えられるようになるには、推定のベースとなる基礎数値を覚える必要があります。

毎日一問解くようにしていれば、自然と覚えられると思いますが、不安な方は良く出る基礎数値一覧を確認しておきましょう。

良く出る基礎数値一覧は下記です。

よく出る基礎数値:日本国内版

フェルミ推定で必要な基礎数値(日本)

よく出る基礎数値:海外版

フェルミ推定で必要な基礎数値(世界)

注意点:基礎数値はただ覚えるだけでは面接に対応できません。

上記のまとめを暗記すれば基礎数値を覚えることは可能です。

しかし、面接では、基礎数値についてもなぜその数値にしたのか聞かれます。

その際に、暗記していたからでは回答になりません。
どう推定したのかを回答する必要があります。

実際に私は、日本の世帯数を暗記していた数値で答えたところ、なぜその数値になったのか面接で聞かれました。

ほんとにベースとなる日本人口等は暗記で良いかと思いますが、日本の世帯数や学校の数などは、自身で推定できる必要があります。

上記のように、基礎数値も推定が必要との考えに基づいて、私の方で基礎数値の一覧とその推定方法をまとめた記事を書いています。

暗記するだけでなく、推定もできるようになりたい方は、ぜひチェックしてください。

【暗記不要】フェルミ推定の基礎数値一覧【ヒント:推定】

面接を意識したフェルミ推定を行う

これまでの解説内容を踏まえて50問ほどのフェルミ推定を解いていると、もうフェルミ推定には慣れたと感じられるようになります。

そこまで至れれば、後は仕上げです。

面接を意識してフェルミ推定を行いましょう。

具体的には以下2点に取り組みます。

それぞれ解説します。

回答時間を意識して解く

これまでは、丁寧に解くことを意識して、時間はそこまで意識していなかったと思います。

本番の面接は、時間が限られますので、時間内に解くことを意識して練習を行いましょう。

お題を解く時間は、面接によって異なりますが、3分・5分・7分・10分が多い印象です。

一つのお題を、3分ならどう解くか、10分ならどう解くか考えて解けると良いと思います。

【コンサル転職初心者必見】フェルミ推定の面接の流れを解説

ディスカッション対策を行う

本番では、推定して終わりではありません。

その後に、ディスカッションが待ち構えています。

これまで面接を受けて、自身の回答のデキよりも、ディスカッションのデキの方が評価されている感触があります。

ですので、ディスカッション対策を必ず行うようにしましょう。

具体的な対策は下記2つです。

  • 良く聞かれる内容とその回答方法を押さえる
  • 模擬面接で実際にディスカッションを行う

1点目については、フェルミ推定の面接対策~面接官の突っ込みポイント~で解説していますので、チェックしてください。

2点目については、エージェントにお願いするのが一番です。
いないと思いますが、もしまだエージェントに登録していない方がいたら、ぜひ登録しましょう。

【厳選】コンサル転職のオススメエージェントを比較【選び方も解説】

また、私のアドレスまで連絡いただけましたら、回答の添削や模擬面接も可能です。

カラクリのメールアドレス

karakuriblog@gmail.com

フェルミ推定に対する苦手意識を克服して選考突破を目指そう

以上、いかがでしたでしょうか!?

フェルミ推定は、正しいやり方を身に着け、練習を重ねれば、誰でもできるようになります!

苦手意識を克服して憧れのコンサルを目指しましょう!

参考:【まとめ|例題と解答付き】フェルミ推定とは?やり方や考え方は?

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