【重要】上達速度に差がつくフェルミ推定の前提知識・基礎知識

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参考:私が読んだその他の業務改革系の書籍8点
フェルミ推定の勉強を始める人
フェルミ推定の勉強を始める人

転職に向けてフェルミ推定の勉強を始めようと思うけど、覚えておくべき前提知識って何があるのかな?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私も戦略コンサルへの転職活動を行ってきました。

フェルミ推定・ケース面接が苦手で最初の方は面接に落ちまくったおかげで(?)、20社弱のコンサルファームの面接を受けることができました。

本記事ではフェルミ推定の勉強開始前にこれを知っていればもっと効率的に勉強ができたのに、と思っていた内容をまとめました。

実際に転職活動を行うことでわかったノウハウです。
これからの勉強にぜひ役立てて、確実にコンサルファームから内定をもらいましょう。

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フェルミ推定の面接突破に必要な前提知識・基礎知識

フェルミ推定の面接突破に必要な前提知識・基礎知識

下記3点です。

知識というと、基礎数値ばかり考えるかもしれませんが、手順とパターンの方がもっと重要です。

以降でそれぞれ解説します。

前提知識・基礎知識①フェルミ推定の手順

まずは手順を押さえましょう。

適切な手順でないとトンチンカンな回答になりやすくなってしまいます。

手順は下記です。

フェルミ推定の手順

  • 前提確認
  • 基本式の設定
  • セグメンテーション
  • 数値の設定・計算
  • 現実性検証

しっかり説明すると長くなってしまうので、ここで詳細解説は省略します。

前提って?基本式とは?となる方は、【初心者必見】フェルミ推定の5つの手順【例題あり】の記事で手順を解説していますので、この記事と合わせて読んでおきましょう。

東京メトロのコインロッカーの1日の売上高の例題付きで解説しています。

前提知識・基礎知識②フェルミ推定のパターン

続いて最重要と言っても過言ではないフェルミ推定のパターンです。

個人的にはパターンを適切に使いこなせているかどうかで、フェルミ推定面接を通過するかどうかが決まると思うほどです。

フェルミ推定のパターンは下図の通りです。

フェルミ推定のパターン

なお、ネットで調べると、耐久品型をさらに所有型と存在型に分けている記事も多くありますが、考え方は一緒なので、分ける必要はないと私は思います。

むしろ、市場に浸透しているのかどうかで式が変わるので、上記の②-1、②-2の分け方の方が重要です。

耐久品型?消耗品型?何それ?って方は、フェルミ推定にはパターンがある!頻出3+1パターンを解説を読んでください。

日本のビールの市場規模家庭用洗濯機の市場規模などの例を出しながら解説しています。

前提知識・基礎知識③フェルミ推定で使用する基礎数値

最後にフェルミ推定で数値設定・計算をする際に使用する基礎数値です。

他のサイトに必要な基礎数値がまとまっていたので、引用します。

日本に関する数値

フェルミ推定で必要な基礎数値(日本)

  • 人口:12,500万人 (2050年1億人、2060年9,000万人)
  • 平均寿命:84歳
  • 世帯:5,000万戸
  • 平均世帯人数:2.5人
  • 国土面積:38万平方キロメートル (30%平地、70%山岳地)
  • 小学校の数:20,000校
  • 中学校の数:10,000校
  • 高校の数:5,000校
  • 短期大学の数:300校
  • 大学の数:750校
  • 大企業の数:1.1万社
  • 中企業の数:55万社
  • 小企業の数:330万社
  • 市の数:800箇所
  • 町の数:750箇所
  • 村の数:200箇所
  • 給与所得者:5,000万人
  • 平均年収:430万円
  • フリーター人口:200万人(若年層)
  • フリーター平均年収:100万円)
  • 引用元:戦略ファーム内定者に聞いた、フェルミ推定対策で覚えるべき数値一覧

    世界に関する数値

    フェルミ推定で必要な基礎数値(世界)

    • 人口:76億人 (2050年95億人、2100年112億人)
    • 地球の直径:12,000km
    • 地球の円周:40,000km
    • 地球の表面積:5億キロ平方メートル(海70%、陸30%)
    引用元:戦略ファーム内定者に聞いた、フェルミ推定対策で覚えるべき数値一覧
    フェルミ推定の勉強を始める人
    フェルミ推定の勉強を始める人

    えっこんなに覚えるの!?そんなんムリだ…

    ってなると思います。

    安心してください。実は私はほとんど覚えていません。

    私が覚えていた数値は、下記だけです。

    しかも、数値もざっくりとしか覚えていません。

    • 日本人口:1億2,000万人
    • 日本の世帯数:5,000万世帯
    • 日本のサラリーマン平均給与:400万円
    • 日本の企業数:400万社
    • 国土面積:38万平方キロメートル (30%平地、70%山岳地)
    • 日本の平均寿命:80歳
    • 世界の人口:70億人

    実は他の数値は、上記数値からフェルミ推定をすることで算出することができます。

    その推定方法は、【暗記不要】フェルミ推定の基礎数値一覧【ヒント:推定】で解説していますので、チェックしてみてください。

    前提知識・基礎知識を覚えたらフェルミ推定のお題を解いてみよう

    前提知識・基礎知識を覚えたらフェルミ推定のお題を解いてみよう

    前提知識を覚える最も効率の良い方法は、実際に問題を解いてみることです。

    さらに面接経験者の解説がついていると、振り返りもできるのでなおよいです。

    まずはネット検索で無料解説付きの例題を解いてみて、その後に有料の例題や書籍の購入をするとよいと思います。

    私の解説で良ければ下記2記事を無料公開しています。

    実際に戦コンの面接で出題されたお題の解説も行っています(スンマセン、有料です)

    書籍は現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノートがオススメ

    他は買わなくてもよいくらいです。

    【オススメ3選】フェルミ推定対策本【本より効率的な勉強法も解説】

    ※もしすでにKindleUnlimtedに登録しているなら、実質無料でフェルミ推定の対策本を読むこともできます。オススメは【Kindle Unlimited】フェルミ推定対策本オススメ3選で紹介しています。

    前提知識・基礎知識を身に着けるには日々練習が必要

    前提知識・基礎知識を身に着けるには日々練習が必要

    お題を解いてみましたか?本記事記載の前提知識を確認しながら解けば、何度か引っかかりながらも解けたかと思います。

    しかし、本番は、面接という緊張する空間&3分や5分などの制限時間付き。
    引っかかっている時間はありません。

    本命企業で確実に内定をもらうためには、本番に確実に解けるように日々、継続して練習する必要があります。

    日々の練習の質を高める方法

    そんな日々の練習の質を高める方法。
    それは、経験者からフィードバックをもらうことです。

    自身の回答にフィードバックをもらい、改善を繰り返すことが上達の近道です。
    しかも、経験者であれば、質の高いフィードバックが期待できます。

    知合いに戦コン内定者がいればフィードバックをお願いしましょう。

    ちなみに、私もフィードバック可能です。
    戦コンの知合いがいない、またはいるけど忙しそうで頼みづらいという方は、以下のアドレスまで自身のご回答を送ってください。

    karakuri.consultant@gmail.com
    ーカラクリまで

    24時間以内にフィードバックいたします。

    フェルミ推定の日常の練習方法【練習以外にやるべきことも解説】

    フェルミ推定が不安な方はコンサル転職支援サービスを活用するのもの一つ

    フェルミ推定が不安な方はコンサル転職支援サービスを活用するのもの一つ

    コンサル転職支援サービスとは、コンサル転職に必要な準備事項をマンツーマンで支援してくれるサービスです。

    エージェントと異なり、求人の紹介はしてくれませんが、フェルミ/ケース対策を経験者がしてくださいます。
    サービスを受けることで、面接突破率が飛躍的に高まります。

    中でも下記の3つがおすすめですので、気になった方は無料相談に申し込んでみてください。
    サービス利用は有料ですが、初回相談は無料です。

    サービス名 考えるエンジン STRATEGY:BOOTCAMP(ストラテジーブートキャンプ) SPARK CAREER
    イメージ画像 考えるエンジン STRATEGYBOOTCAMP SPARK_CAREER
    代表者 高松智史 河野 博 寺尾ゆきお
    代表者経歴
    • 2002年:
      一橋大学商学部卒
    • 2002年~2005年:
      株式会社NTTデータ
    • 2005年~2013年:
      BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)
    • 2013年:
      「考えるエンジン講座」を提供する
      株式会社KANATA設立
    • 京都大学卒業後、ベイン・アンド・カンパニー入社。
    • 投資ファンド専門部署である
      Private Equity Groupに所属し、
      日本・イギリス・オーストラリア・ブラジル各国で
      数十件のデューディリジェンスや
      投資後バリューアップ、
      全社ターンアラウンドを経験。
    • その後2016年より株式会社TBMの
      経営企画マネージャーとして
      事業立上げを経験し、
      2019年に株式会社Resolve&Capitalを創業。
    • 東北大学経済学部経済学科卒。
    • 損保ジャパンにてキャリアをスタート。
      国際部門で保険取引・収益管理を担当。
    • 3年目には香港の子会社へ駐在員として
      出向。アジア最大の
      保険ファンド(Peak Re/香港)にて
      市場調査・保険収益管理に従事。
    • 18年6月よりニューヨークへ移住し、
      米国4大銀行財務部にてプロダクトの
      収益管理を担当。
    • 18年に経営学修士課程(MBA) 修了。
    講座名 FOR コンサル転職対策
    (他に現役コンサルの方向けのコース等もあります)
    MBB突破コース 転職コース
    講座内容
    1.  事前トレーニング「10ケースマラソン」
      10個のケース問題を解き、
      皆さんがハマっている「思考の罠」について、
      学んで頂きます。
    2. 1対1での講座(6回)
      代表の高松さんと1対1の講座を6回行います。
    3. 面接スクリプトレビュー
      皆さんと面接官のやりとりを文字起こししてもらい、
      それに対してコメントをします。

    1回60分のマンツーマン講座を
    合計20回+メッセージベースでの質疑応答
    *20回のうち数回は、主担当と異なる
    講師による模擬面接も実施
    *英語でのケース面接も可能

    1. キャリア戦略設定
      キャリア心理学者であるマーク・サビガスの
      「キャリア構築理論」に基づき、
      あなたの価値観に合う「キャリアゴール」を
      設定します。
    2. ギャップ分析・スキルトレーニング
      現時点における実力と
      ゴール地点とのギャップ分析を行った上で、
      内定に必要なスキル習得や
      情報アップデートを行います。
    3. 転職サポート
      転職活動における書類対策・面接対策はもちろん、
      内定後の条件交渉(給与など)も
      サポートします。
    料金 138,000円 100万円 150,000円
    無料相談 あり(30分の無料相談) あり あり
    無料相談URL

    ≫参考:【おすすめ3選】 コンサル転職支援サービス【フェルミ推定/ケース対策も可能】

    フェルミ推定を練習してコンサル内定を目指そう

    以上、いかがでしたでしょうか!?

    コンサル内定には必須のフェルミ推定。
    前提知識を身に着けた後は、しっかりと練習して確実にコンサルファームに内定しましょう!

    きっと素晴らしいキャリアが実現できるはずです!

    参考:フェルミ推定対策マップ|知識ゼロから面接突破までの方法

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