アビームコンサルティングへ転職活動をした方からお話を伺えたのでまとめます!
- 当時の年齢:30代
- 受けた時期:2021年頃
- 最終学歴:東洋大学文学部
- 職歴:金融系SIerでSE(8年間)
- 転職のきっかけ:他の業界を知りたい、スキルアップしなければ将来仕事がなくなるかもという焦り
選考概要
受けた部門 | 経営コンサルタント |
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入社後の予定職位 | 現場リーダークラス |
選考の流れ | 書類選考 ↓ Webテスト ↓ 一次面接 ↓ 二次面接 ↓ 内定 |
一次面接の概要と結果
面接官 | 1人(マネージャー) |
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面接内容 | |
面接結果 | 面接突破!! |
以降、上記内容を深堀します!
あと、もちろんですが、面接内容はうろ覚えの箇所もあると思うので、実際のやり取りとちょっと違う場合もあります。 ご注意くださいね。目次
アビームコンサルティングとは
アビームコンサルティングとは、以下の特徴を持つコンサルティングファームです。
- 日本発の総合コンサルティングファーム
- SAPの導入系のプロジェクトに特に強い
- 働きがいのある企業ランキングの上位常連企業
転職者が活用したコンサル転職エージェント・転職サービス
利用したエージェント①:フォルトナ株式会社
コンサル転職とポストコンサル転職に強いエージェントです。2017年設立とベンチャーエージェントでありながら、キャリアコンサルタントに大手コンサルファーム出身者やコンサル転職に強い転職エージェント出身者を多く抱えています
フォルトナの基本情報 | |
書類対策/面接対策の内容 | |
面接の過去問の内容 | |
ファームとのコネクション | |
運営会社 | フォルトナ株式会社 |
設立 | 2017年 |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
料金 | 無料 |
具体的な求人紹介ではなく、仕事選びに対する志向整理から支援することを表明してくれたことが決め手。家庭事情もあり転職希望時期を1年後としていたが、他のエージェントのような転職時期前倒しの提案をすることなく、こちらの希望を汲み取っていただけた。最終的に営業要素を感じることがなかったことで全体的に好印象であることから支援を依頼することとした。
曜日と時間を問わず対応していただき、面談も数多く実施していただけたため非常に良い印象を持った。 悪い点はないが、強いてあげればケース面接の対策がふわっとしていたことで内容が腑に落ちなかったことがあげられる。(悪い点というほどではない)
アビームコンサルティングの選考の流れ
今回の転職者が受けた際は下記でした。
↓
Webテスト
↓
一次面接
↓
二次面接
↓
内定
記載の通り、ウェブテストはSPIだったそうです。
対策したい方は以下の書籍がおすすめです。
なお、出題するテストの種類は変わることもあるので、必ずエージェントに確認するようにしましょう
≫参考:【中途向け】コンサル転職のWebテスト・筆記試験対策【王道11社の種類も解説】
アビームコンサルティングの一次面接の体験談
一次面接は次の流れで進んでいったそうです。
以下、実際の面接官とのやりとりを書いていきます!
一般質問:志望動機(5分)
何故コンサルタントを志望していますか?
エンジニアとしてのキャリアに不安を持ったためです。エンジニアといいつつ、現職では導入コンサルタントのような位置づけで仕事をしているため、プログラミングなどの技術的なスキルは向上していません。そのため、ここから技術力を上げることは難しいと判断しています。一方で、自身の強みはマネジメントやコミュニケーションといった対人折衝能力だと自負しており、過去経験と自身の強みを活かせる仕事と考えたときにコンサルタントに行きつきました。
なるほど。ではなぜ弊社アビームを志望していますか?アビームのどこに魅力を感じたのか。またアビームに懸念はないのか教えてください。
〇魅力
・下流工程まで含めて支援しているとき、時には開発も行うとあったため、SE経験者の自分が早期に戦力化できる環境だと感じました。
・ナレッジマネジメントが円滑に機能している印象を受けています。専門の部署があって全社横断で管理できていること、HCM(ヒューマンキャピタルマネジメント)部門内のSlackで解決できる風土があることからそう感じています。
〇懸念
・今とやっていることが変わらなそうな点です。今の業務内容は自分の特性とマッチしているため継続しても問題ないのですが、「守備範囲を広げる」という転職目的を若干満たせないと感じています。
・今と比べて領域が拡大するのは間違いないので、自分の経験領域を中心に着実な拡大ができるとも言えますが、BIG4やベイカレントと比べるとダイナミックさに欠ける印象があります。
一般質問:自己PR(5分)
続いて自己PRをお願いいたします。
エンジニアの職務経験を通じて、「安心感のある人材」であることが自分の強みだと自認しています。具体的には3つあります。
①コミュニケーション力:スムーズな会話だけでなく、ステークホルダーに対する根回しなど、プロジェクト実行に際して必要な連携をとることができます。
②課題解決に向けたプランニング力:「現状把握」「論点整理」を徹底し、課題の解決プランを策定できます。
③伴走力:システムの導入だけでなく、運用開始してからの保守まで経験していることからクライアントの課題解消に向けて長期的に伴走することができます。
経験したプロジェクトの詳細(40分)
では経験した主なプロジェクトの概要や、あなたの役割、苦労したこととその対策について教えてください。
(追加質問を受けながら次の3点を回答。
➀全体の人数、自分がマネジメントする人数
②自分の担当したポジション、役割
→人事給与及び業務領域の担当メンバーもしくはプロジェクトリーダー
③苦労したこととその解決策
→「ブラックボックス化」や「策定段階」など、システム導入に際して要件未確定の要因となる場面が多かったため、本来の領域を超えて支援したこと。あらゆる要素を可視化することで認識のズレがないように地道な作業と説明を繰り返した。
逆質問(10分)
総合系ファームとしてBIG4と比較されることも多いと思いますが、具体的にどんなところに違いがあるのでしょうか?
開発部隊を自社内に抱えることが大きな違いだと考えています。中国が開発拠点で、必要なカスタマイズを自社で完結できるところがBIG4と違います。BIG4はあくまでもコンサルティングファームなので、開発は外注もしくはベンダーを巻き込んでのプロジェクト支援となる理解です。
コンサルタントとして入社した後も一時的に開発業務を行うことがありますか?
中途入社の場合はほぼありません。開発業務の知見を得てほしい狙いから、新卒入社のコンサルタントには経験してもらうことが多いですが。とはいえ、開発部隊の体力が不足する場合はコンサルタントであっても開発業務を行うケースはあることを認識しておいてもらいたいです。
(面接官が元エンジニアと聞いて)エンジニアとコンサルタントで、最も異なるポイントは何でしょうか?
提供する業務の線引きがないことが大きな違いですかね。エンジニアは「システム開発」という大きなくくりがあるので、ここからはみ出るものは基本的に断るはず。「うちはシステム会社なので~」という流れで断りやすいともいえますね。
一方でコンサルタントはサービス業であり、何を提供するのか具体的には決まっていません。そのため、やろうと思えば何でもできるし、何でも要求されてしまう仕事だと言えます。この線をどこまで広げていけるかがコンサルタントとしての腕の見せ所なので、完成系のない仕事と言えるかもしれません。
面接を受けた感想
魅力と懸念について、かなりストレートに答えてしまったので悪い印象を与えてないか不安だった。が、優しく受け止めてくれたこと、質問に対してズレのない回答をしたことが逆に好印象だったようで、「逆質問や今後の面接を通じて懸念事項を解消していきますね」とコメントいただけたのがとてもうれしかった。
アビームコンサルティングへの転職に強い転職エージェントTOP3
私は難易度の高いコンサル転職においては転職エージェントを使用することをおすすめしています。
面接で落ちてからやっぱエージェントを使っておけばよかった・・・となっても遅いですからね。無料で利用できますし、後悔しないよう転職エージェントは使用しておきましょう。
アビームコンサルティングへの転職に強い転職エージェントTOP3
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
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エージェント名 | アクシスコンサルティング | JACリクルートメント | リクルートエージェント |
総合型/コンサル特化型 | コンサル特化型 | 総合型 | 総合型 |
得意な領域 | 総合・IT系 (戦略系も少し実績あり) |
総合・IT系 | 総合・IT系 |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント | 株式会社リクルート |
設立 | 2002年4月 | 1988年3月7日 | 1960年 |
公開求人数 | 非公開 | 15,000 | 非公開 |
非公開求人数 | 全体の77% | 全体の60% | 10万件以上(2020年8月時点) |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
無料相談申し込み |
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転職準備を入念に行い確実に面接突破を目指そう
アビームコンサルティングの一次面接の選考体験は以上です。 よければ他の選考体験記事も読んでみてください!
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