【例文付き】BCG(ボスコン)の志望動機の作り方【使いやすい特徴も解説】

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【転職|選考体験談|20代】BCG(ボストンコンサルティンググループ)|一次面接
BCGの面接を控えている人
BCGの面接を控えている人

今度、BCGの面接がある。面接に向けて志望動機を作りたいけど、なんか、使えるBCGの特徴って何があるかな?
あと、例文もほしい。

こんな悩みを解消します。

本記事の内容

カラクリのプロフィール

  • 総合系コンサルファームに5年間勤務。
  • 転職活動は3回経験。戦略ファームへの転職活動も行う。
  • BCG(ボストンコンサルティンググループ)の選考も経験。
  • 現在は地方の中小コンサルに勤務中。

詳細プロフィール

BCGの面接で志望動機を話した際は、特に突っ込まれることはなかったです。
(フェルミ/ケースはめっちゃきつかったですが…)

こんな私の経験を基に解説しますので、ある程度信頼のおける内容になっているかと思います。

BCG(ボスコン)の志望動機の作り方

BCG(ボスコン)の志望動機の作り方

BCGの志望動機では以下の3つの志望動機の作成が必要です。

  • コンサル業界を志望する理由
  • その中で戦略系コンサルを志望する理由
  • その中でBCGを志望する理由

【例文付き】コンサル転職時の志望動機の作り方で、志望動機は以下2つに分けて考えると解説しています。

  • その業界を志望する理由
  • その業界の中でその会社を志望する理由

BCGの場合は、「その業界の中でその会社を志望する理由」がさらに2つに分かれるイメージです。

また、志望動機の内容によっては、「コンサル業界を志望する理由」を、「戦略コンサル業界を志望する理由」として、2つの志望動機で考えても良いと思います。

【例文付き】コンサル転職時の志望動機の作り方

志望動機作成に使えるBCG(ボスコン)の特徴

志望動機作成に使えるBCG(ボスコン)の特徴

「BCGの志望動機の作り方」で述べた3つの志望動機のうち、「BCGを志望する理由」に使える特徴を解説します。

BCGを志望する理由に使える特徴

下記4つです。

  • インパクトを出すことに非常にこだわっている
  • (テンプレートの適用ではなく)カスタムメイドの解決策を作ることにこだわっている
  • クライントファーストを徹底している
  • 日本の戦略ファームの中では最も規模が大きい

これら特徴をうまく使って、コンサル業界への志望理由と矛盾がないように作成しましょう。

例えば、私は「カスタムメイドの解決策を作ることにこだわっている」を下記のように解釈していました。

その会社の状況に最適な解決策により、効果も実行可能性も最も高い提案ができる

こちらも他にも様々な解釈ができると思います。参考にしてください。

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BCGの面接を控えている人

ん~BCGの志望動機の作り方と使いやすい特徴はわかったけど、これだけだとうまく作れないな・・・
なんかもっと、使いやすい特徴って無いのかな?

そんな方向けに、実際に私が行っていたファームの特徴の調べ方を紹介します。

志望動機に使えるBCG(ボスコン)の特徴の調べ方

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結論:転職エージェントのサイトにあるインタビュー記事を確認しましょう。

理由は最も効率的だからです。

正直、どのファームのホームページを見ても、他のファームとの違いがわかりにくいです。

たぶん、必ずしも求職者向けの内容になっていないからだと思います。

一方、エージェントは、求職者がどんな情報が必要かわかっています。

そのため、サイトが求職者目線で書かれており、競合と比較した特徴などもわかりやすいです。

ですので、繰り返しになりますが、まずは転職エージェントのサイトを確認して、BCGの特徴を入手しましょう

それでも見つからない、と言う方は、ホームページも調べてみましょう。

以下にインタビュー記事へのリンクを貼っておきます。

コンコードエグゼクティブグループのインタビュー記事

ムービン・ストラテジック・キャリア

【厳選】コンサル転職のオススメエージェントを比較【選び方も解説】

1点、BCGの特徴を調べる際の注意点があります。

BCGでなくても全ファームにおいて言えることですが、必ず書いてあってほしい特徴を明確にしてから探すことです。

いわゆる仮説を持って調べる、ということですね。

正直、コンサルの面接(特に戦コン)では、志望動機よりもフェルミ/ケース対策をすることの方が重要です。ですので、志望動機作成にあまり時間をかけない方が良いです。

調べる時は、自分の志望動機の骨子から考えた時に、その会社の志望理由としてこんな情報があると良いな、というのを頭に描いてから探し始めましょう。

とは言っても、なかなか良い特徴がねぇよ!と言う人のために、裏技を教えます。

BCG(ボスコン)の志望動機が思いつかない場合の裏技

BCG(ボスコン)の志望動機が思いつかない場合の裏技

私がどうしてもよい特徴が思いつかない時に使っていた裏技を教えます。

私はこの裏技を3社くらいに使いましたが、その面接は通過しました。

どうしても志望動機が思いつかない場合は、以下の特徴を基に、志望動機を考えると良いと思います。

特に人の質が高い

エージェントから聞いたのですが、御社のコンサルタントは特に人の質が高いと伺っています。
人が商品であるコンサル業界において重要なことだと思うので、私もそのような環境に身を置いて、クライアントに価値を発揮したいと思います。」

カラクリ
カラクリ

苦笑いされたときもありましたが(笑)、これで面接を通過していますし、問題ないと思います。

この志望理由のポイントは下記です。

  • エージェントから聞いたと言って論理を補強している
  • 面接官側からすると、その志望理由は違う(うちは人の質は高くない)とは言いにくいものになっている

中でも1点目は特に重要です。誰かから聞いた、というと、主観で話しているだけではなくなるので、突っ込みにくくなります。

この考えをうまく使うと、面接官の意見も根拠に使うことができます。

具体的には逆質問の時間で、自分の志望動機についてどう思うか聞いたら良いです。

そして、その次の面接の時に、「〇〇さんも同じことを言っていたんですが・・・」と言って志望動機を話すと、面接官側からすると、それは違うとは言いにくくなります。

志望動機や自己PRなどは、一般的には一次面接よりも、二次、三次、最終と進むにつれて深堀されるようになります。

その深堀に耐えられるように、志望動機に自信がない場合は、最初の面接官から意見を引き出して自身の志望動機の論理を補強しておきましょう。

説明会とかで、社員の方と話す機会が取れるなら、説明会で聞いても良いと思います

特にBCGの場合は、説明会に参加することで、Webテストが免除されますので、オススメします。

説明会はエージェントに確認すれば日程を教えてもらえると思います。

【厳選】コンサル転職のオススメエージェントを比較【選び方も解説】

BCG(ボスコン)の志望動機の例文

BCG(ボスコン)の志望動機の例文

続いて私がBCGの選考を受けていた時の志望動機を紹介します。

私は現職がITコンサルだったので、

  • ITコンサルから戦略コンサルへ転職する理由
  • 戦略コンサルの中でBCGを志望する理由

に分けて説明しています。

面接官
面接官

弊社への志望動機を教えてください。

はい。戦略コンサルを志望する理由と、その中で御社を志望する理由に分けて説明いたします。

ITコンサルから戦略コンサルへ転職する理由は、経営課題に対してITという手段に限定することなく、最適な解決策を提案したいからです。戦略コンサルであれば、手段を限定せずに解決策を提案できると考えています

次に戦略コンサルの中で御社を志望する理由ですが、戦略ファームの中で御社が最もインパクトと実行可能性を両立した最適な解決策を提案できると考えたからです。

このように考えた理由は3つあります。

一つ目は、インパクトを出すことを非常に重視していることです。説明会やインタビュ―記事からそう思いました。

二つ目は、カスタムメイドの解決策を重視していることです。その会社の状況に最適な解決策により、効果も実行可能性も最も高い提案ができると思いました。

三つ目は、規模が大きく様々な業界・ソリューションの専門家がいることです。専門家の知見を基に、実行可能性の高い提案ができると考えています。

カラクリ
カラクリ

論理が繋がってるようで繋がってない箇所もありますが、話し言葉であれば、これくらいで十分です。

なお、BCGは最近、実行フェーズも行うようになってきたと良く聞きますが、インタビュー記事などを見ると、実行フェーズを行うことをあまり前向きには捉えていないように思うので、触れないようにしています。

もし、

面接官
面接官

うちは実行フェーズもやるから、戦略立案以外の案件になるかもよ?

みたいなことを言われたら

実行フェーズも、策定した戦略で成果を上げるために重要なフェーズなので、問題ありません。

カラクリ
カラクリ

みたいな感じで返そうと思っていました。
(結局、聞かれませんでしたが)

ここまでの内容でBCGの志望動機は作成できるようになると思います。

しかし、志望動機はきれいごとを基に作成するので、実態がわかりません。

場合によっては、入社後のギャップに苦しんでしまい、せっかく転職できたのにすぐ辞めてしまう可能性が出てしまいます。

そこで、志望動機に使えるきれいごとではなく、実態がどうなっているかの調べ方についても解説します。

BCG(ボスコン)の実態を調べる方法

BCG(ボスコン)の実態を調べる方法

実態を知るのにほんとに一番良いのは、その会社で働いている知り合いに話を聞くことです。

でも、そんな都合よく知り合いなんていないですよね?実際、私もそうでした。

実はいまは、転職先の実態を知るのに便利なサービスがたくさん出てきています。

社会人同士でOB訪問ができるサービス「キャリーナ(careena)」でBCG(ボスコン)の実態を把握可能

ここで紹介する「キャリーナ(careena)」もその一つ。

「キャリーナ(careena)」は、社会人同士でOB訪問ができるようにするサービスで、興味のある職種や企業、働き方のリアルな情報を、経験者から直接話を聞くことができます。

以下のような画面イメージから、話を聞きたい方を選んで実際に話を聞くことができます。

キャリーナの画面イメージ(デロイトで検索)

上記画像はデロイトで検索をかけているのもあり、デロイト関係の内容が多いですね!

気になる料金ですが、上記画像の通り、話を聞くのが有料の方もいますが、無料の方も多いです。
もちろん登録も無料。

気になった方は一度無料登録してみてください!

≫参考:【登録無料】社会人がOB訪問!キャリーナとは【使ってわかった】

カラクリブログにもコンサルの働き方の実態がわかる記事があります。

【入社後ギャップゼロ】コンサルの働き方の真実【現コンサルが解説】では、若手コンサルの働き方や残業時間の実態を解説しています。

また、そもそもコンサルの仕事内容がよくわかっていないという方には、【転職前に知るべき】コンサルファームの仕事内容【現コンサルが解説】がおすすめです。

ぜひチェックしてみてください!

BCG(ボスコン)の志望動機を完成させて自信を持って面接に挑もう

以上、いかがでしたでしょうか?

志望動機も重要ですが、BCGの場合は、特にフェルミ・ケース面接対策が重要です。

BCGに頻出の「筆記用具の市場規模」のフェルミ推定こちらの記事で解説していますので、気になった方はチェックしてみてください。

【コンサル転職】面接で詰まらない自己PRの作り方【例文付き】

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