

フェルミ推定で市場規模系のお題が多いけど、どうやって解いたらいいんだろう?
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
本記事を書いている私も戦略コンサルへの転職活動を行ってきました。
フェルミ推定・ケース面接が苦手で最初の方は面接に落ちまくったおかげで(?)、20社弱のコンサルファームの面接を受けることができました。
本記事ではコンサル転職の面接で王道の市場規模系の問題についてまとめています。
これからの勉強にぜひ役立てて、確実にコンサルファームから内定をもらいましょう。
フェルミ推定の市場規模系のお題とは
ある一定期間に発生した数量(販売金額や販売数)を求める問題です。
現役東大生が書いたフェルミ推定ノートでは、フロー系の問題と呼ばれています。
具体例
- 缶ビールの市場規模
- 中古車の年間販売台数
- 東京ディズニーランドの一日の来場者数
- スターバックスの一日の売上高
みなさん一度はどこかで見たことある問題だと思います。
フェルミ推定の市場規模系のお題が解けるようになるメリット
フェルミ推定の市場規模系の問題が解けるようになることで、転職面接突破の近道となります。その理由は下記です。
- 転職面接では圧倒的に市場規模系の問題が多い。
- 市場規模系のフェルミを行う式のパターンはある程度定まっており、習得しやすい。
市場規模系の問題が多い理由は、その後のケース問題につなげやすいからだと思います。
実際に私の転職面接では、下記などのお題が出題されました。
- スターバックスの一日の売上高
- 中古車自動車の年間販売台数
- 筆記用具の市場規模
- ある結婚式場の年間売上
一方で市場規模系以外のお題は出題頻度が少ないです。例えば下記などのお題です。
- 今浮いているゴルフボールの数
- シカゴにいるピアノ調律師の数
- 日本にある郵便ポストの数
- エアバスA300の重さ
出題頻度が少ない理由は、思考実験的な要素が強くなってしまいビジネス的ではないからだと思います。その後のケース問題につなげにくくなってしまいますからね。
(こういった問題を考えるのは、それはそれで面白いですけどね。)
そのため、転職で出題されるお題に慣れるためにも、まずは市場規模系の問題を練習した方が良いです。
面接突破の近道になる理由2つ目に書いた市場規模系の式のパターンについては次章で解説します。
フェルミ推定の市場規模系のお題の解き方
フェルミ推定の市場規模系のお題の基本式は、下記3+1パターンのいずれかに該当します。
市場規模系のお題を解く際は、まずこのパターンのどれに該当するかを考えてから解きましょう。
ただ、いますぐに覚える必要はありません。
市場規模系のお題を練習していくうちに、だいたいこのパターンだよね、というのは感覚的にわかってきます。
ですので、お題を解きながらパターンを習得していきましょう。
とは言っても今のうちにもっと理解しておきたいという人は、フェルミ推定にはパターンがある!頻出3+1パターンを解説を読んでください。
※そもそも基本式って何だよという方は、まず【初心者必見】フェルミ推定の5つの手順【例題あり】を読みましょう。こちらは、どのお題でも使えるフェルミ推定を解く手順です。
難易度別のフェルミ推定の市場規模系のお題の例題
前章にも書いた通り、基本式のパターンはお題を解きながら習得していきましょう。
本章で市場規模系の例題をいくつかピックアップしています。
三段階の難易度に分けていますので、初めての方は低難易度から解いていくと良いと思います。(難易度は独断と偏見です)
なお、リンクがついているお題は、クリックすると私の解説記事に飛べます。
例題 難易度低:★☆☆
- スターバックスの一日の売上
- 筆記用具の市場規模
例題 難易度中:★★☆
- 家庭用中古車の年間販売台数
- 東京名古屋間の新幹線のコーヒーの一日の売上
例題 難易度高:★★★
- ミネラルウォーターの市場規模
- ある結婚式場の年間の売上
フェルミ推定の市場規模系の問題を押さえて効率よくコンサル転職を目指そう
以上、いかがでしたでしょうか!?
市場規模系の問題を解けるようになることがコンサル転職の最短ルートです。
市場規模系のパターンを身に着けて希望のコンサルファームからの内定をもらいましょう!