IGPIへ転職活動をした方からお話を伺えたのでまとめます!
- 当時の年齢:20代
- 受けた時期:2022年頃
- 最終学歴:中央大学法学部卒
- 職歴:新卒でGAFA
- 転職のきっかけ:キャリアアップのため
選考概要
受けた部門 | 企業再生・事業再生・経営戦略コンサルティング |
---|---|
入社後の予定職位 | 現場メンバークラス |
選考の流れ | 書類選考 ↓ 一次面接 ※一次面接落ちのため、以降のプロセスは不明 |
一次面接の概要と結果
面接官 | マネージャー1名 |
---|---|
面接内容 | |
面接結果 | 見送り・・・ |
以降、上記内容を深堀します!
あと、もちろんですが、面接内容はうろ覚えの箇所もあると思うので、実際のやり取りとちょっと違う場合もあります。 ご注意くださいね。目次
経営共創基盤(IGPI)とは
IGPIとは、以下の特徴を持つコンサルティングファームです。
- 日本発の経営コンサルティングファーム
- BCG出身でコーポレートディレクションや産業再生機構の代表取締役も務めた冨山和彦さんらが設立
- 常駐協業(ハンズオン)型成長支援や再生支援などを行っている
転職者が活用したコンサル転職エージェント・転職サービス
利用したエージェント①:クライス&カンパニー
ハイキャリア転職特化の転職エージェントです。 中規模エージェントであり、大手と比べると面接サポートがとても丁寧なのが特徴です。クライス&カンパニー経由だとウェブテストが免除されるという話を聞いたこともあります(事実は未確認)
クライス&カンパニーの基本情報 | |
フェルミ/ケース問題対策 | |
一般質問対策 | |
面接の過去問の内容 | |
運営会社 | 株式会社クライス&カンパニー |
設立 | 1993年11月4日 |
公開求人数 | 7,442件(2022年11月時点) |
非公開求人数 | 16,641件(2022年11月時点) |
料金 | 無料 |
利用したエージェント②:アクシスコンサルティング
アクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェントです。
役員やキャリアアドバイザーの経歴を見るとわかりますが、戦略ファーム出身者よりは、総合ファーム出身者が多いです。
戦略コンサルへの転職という視点でみると、特に総合系の戦略ファームへの転職が強いと言えます。
アクシスコンサルティングの基本情報 | |
フェルミ/ケース問題対策 | |
一般質問対策 | |
面接の過去問の内容 | |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
設立 | 2002年4月 |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 全体の77% |
料金 | 無料 |
上記2社のほか、ムービンとコンコードも比較検討しました。ただ、ムービンは担当者の熱量が感じられなかった点、またコンコードは最初のこちらからのアプローチからのリアクションに対して時間がかかっての返答であった為に使用を断念致しました。
クライス&カンパニーもアクシスコンサルティングも双方自身のキャリアに鑑みて種々アドバイスをして下さったと共に、学歴上難しいであろう戦略コンサルへの挑戦も後押し頂いた上、種々ケース面接のポイントや過去問等のアドバイスを、他社相対比で多く頂戴したことが決め手となりました。
なお、クライスとアクシスを併用した理由は、単純ですが、クライスの列挙した企業リストの中に経営共創基盤(IGPI)がなかったところ、アクシスの方にはあったというのみであり、両社での関係性や選考優遇等の事情は影響していない形となります(後に確認したところ、クライスであれば志望動機書の提出が免除という特典はあったようです)。
経営共創基盤(IGPI)の選考の流れ
今回の転職者が受けた際は下記でした。
↓
一次面接
※一次面接落ちのため、以降のプロセスは不明
記載の通り、ウェブテストはありませんでしたが、クライス&カンパニー経由で選考を受けたらウェブテストが免除になったそうです。(事実未確認)
通常の選考では、独自テストが出るようです。
なお、出題するテストの種類は変わることもあるので、必ずエージェントに確認するようにしましょう
≫参考:【中途向け】コンサル転職のWebテスト・筆記試験対策【王道11社の種類も解説】
経営共創基盤(IGPI)の一次面接の体験談
一次面接は以下の流れで進んでいきました。
実際のやり取りを会話形式で書いていきます!
一般質問:志望動機など(20分)
何故コンサルタントを志望していますか?
長期的なキャリア・やりたいことから逆算した時に、次の2点から最適の職務と考え、今までの経験やスキルを用いて貴社・クライアントに貢献しつつ更なる成長を実現したいと考えています。
①コンサルタントとして、個社だけでなく業界構造を変えることが短期・間接的に当該目標の達成となり得る為。
②長期的に見た際に、コンサルタントとして得られ得る経験・スキルが上記目標の達成に必要であると考える為。
では何故コンサルファームの中でもIGPIなのでしょうか?
大きくは次の3点が他社と異なると考えており、魅力として考えています。
①戦略コンサルに限らず、事業再生/企業再生に携わることの出来る機会が存在する点。
②基本的に常駐スタイルを主とし、意思決定ラインに入り込むこみ、情理と合理を用いて改革を行う点。
③八つの質問のような共通且つ評価制度にも組み込まれる強い理念が存在することで、組織としての強さが存在する点。
入社後はどんな成長・キャリアイメージを描いていますか?
時間軸によって、大きく次の3点に分けて考えています。
<~5年後>
・今までは戦術立案/施策推進を主としていたところ、戦略立案の力を醸成したいです。
・これに加え、データ分析力/マーケティング力/プロジェクトマネジメント力のようなものを、多様な業界に展開する中で、より伸ばしていきたいです。
<5~10年後>
・身に付けてきたスキルをさらに醸成し、自身として1人で事業や企業を俯瞰でき、回せる人材になり、当該能力や経験をメンバー層に還元することで、マネジメント力を鍛え、組織としての成長に貢献したいです。
<10年後〜>
・自身の長期的な目標とする、地方創生・地域振興に貢献するような活動に傾倒したいです。
続いて現職の中で困難であった経験とその際の対処法を教えてください。
プロジェクトマネジメントにおいて、当初社内他部門や、その先のクライアントが話を聞いてくれず、施策の推進が滞ったことに困難を感じました。
当時担当していたプロジェクトでは、法人売上の割合/実額増加というMission/KGI達成の為に各種施策を推進する際に、関係他部門やその先のクライアントを巻き込みつつ進めていくことが求められました。
当初は全て同一の説明且つ企業全体や自部門を主語としていたところ、各関係者の理解度や思惑は異なっており、その点が原因となって施策の推進が滞ってしまいました。
そこで次の2点の指針を重視し、追加説明・説得を実施しました。
①理解度に応じた資料やチャネルを整備し、当該施策や法人向けビジネス自体が如何なるものかの普及に傾倒しました。
②大義/論理/情を重視した上で、各関係者のKPIや評価指標を把握し、当該施策がそれらにどう良いインパクトを与えるのかを説得していきました。
結果として、最終的に多くの関係者が協力してくれました。当たり前ではありますが、人を動かすには、関係者の立場に立った上で、何を求め、不満に思い、考えているのかを深く考えて行動することが重要であると学びました。
フェルミ推定:東京都にあるとある自動販売機の利益(30分)
続いてフェルミ推定を行いましょう。東京都にある、とある自動販売機の利益はいくらだと思いますか?ディスカッション形式で進めていきましょう。
こちらの回答と面接官からの突っ込み内容は以下の記事でまとめていますのでチェックしてください。
≫フェルミ推定|東京都にあるとある自動販売機の利益|経営共創基盤(IGPI)で出題
逆質問(8分)
Managerから見て、活躍する/良いなと感じる若手の共通項は何でしょうか??
まずは単純ですが、地頭の良さは重要だと感じます。端的な伝達でもしっかりと理解し、要求以上のアウトプットを持って来れる若手は貴重であり、良いなと感じます。
また2つ目としては、タフネスさ。身体の体力的なことは勿論、思考体力も重要であり、タフネスな若手が優秀と評されるように感じます。
クライアント側に主張を否定/協力に抵抗する方が居た際の対応のポイントは何でしょうか?
まずは1つの成果を早期に創出することです。そうすることでクライアントからの信頼を勝ち取り、話を聞いてもらう土壌を整えることが重要であると感じます。
中途入社する方に対し、これは持っていてほしい、大事にしてほしいと思う心構えは何でしょうか?
細部へのこだわりです。特に未経験で入られる方で苦労している&足りないと感じることが多いのがこの観点であり、顧客からの信頼獲得という観点でも、この拘りの部分は重視してほしいですね。
面接を受けた感想
落選理由としては、人柄や志望動機等は高評価であったが、論理的思考能力が求める水準に達していなかったとの指摘があり、本ケースへの回答では甘かったと感じる。
経営共創基盤(IGPI)への転職に強い転職エージェントTOP3
私は難易度の高いコンサル転職においては転職エージェントを使用することをおすすめしています。
面接で落ちてからやっぱエージェントを使っておけばよかった・・・となっても遅いですからね。無料で利用できますし、後悔しないよう転職エージェントは使用しておきましょう。
IGPIへの転職に強い転職エージェントTOP3
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
エージェント名 | コンコードエグゼクティブグループ | ムービン・ストラテジック・キャリア | アクシスコンサルティング |
総合型/コンサル特化型 | コンサル特化型 | コンサル特化型 | コンサル特化型 |
得意な領域 | 戦略系 | 戦略系 | 総合・IT系 (戦略系も少し実績あり) |
運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ | 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア | アクシスコンサルティング株式会社 |
設立 | 2008年 | 2000年12月25日 (前身となる株式会社ムービン設立は1997年) |
2002年4月 |
公開求人数 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 | 非公開 | 全体の77% |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
無料相談申し込み |
【コンコード】の無料相談に申し込む
|
【ムービン】の無料相談に申し込む
|
【アクシスコンサルティング】の無料相談に申し込む
|
転職準備を入念に行い確実に面接突破を目指そう
IGPIの一次面接の選考体験は以上です。 よければ他の選考体験記事も読んでみてください!
≫参考:コンサル転職選考体験記の記事一覧