CREEDO(クリード)っていう新しい転職サービスがあるって聞いたけど、実際どうなの?
そもそもどんなサービスかわからないんだけど・・・使ってみた人の話を聞きたい!
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
本記事を書いている私は現在コンサルファームで働いています。
過去に3度ほど転職活動を行ってきました。
おそらく、一般的な人よりも転職活動に精通しており、転職ノウハウをこのブログで公開しています。
転職活動を行う中で、様々な転職サービスを使ってきましたが、今回紹介するCREEDO(クリード)は、これまでにない全く新しいサービスです。
実際に使ってみてその新しさを感じました。
そこで本記事では、転職活動に精通している私が、転職活動をしようとしている人向けに、CREEDOの概要や転職活動への活用方法を解説します。
目次
OB訪問のできる転職サービス:CREEDO(クリード)とは
CREEDOは、社会人同士でOB訪問ができるようにするサービスです。
メルカリなどと同じく、CtoCサービス(ユーザー同士でやり取りするサービス)に属します。
イメージがわきやすいようにOB訪問と言っていますが、出身大学は関係ありません。
転職やキャリア形成のために、興味のある職種や企業、働き方のリアルな情報を、経験者から直接話を聞くことができます。
またその逆に、自分のキャリア経験談を必要としている人に話すことで、報酬を得ることもできます。
2020年3月に公開された新しいサービスですが、公開前の事前登録で500人もの人が登録した注目のサービスです。
転職サービスCREEDO(クリード)の運営会社
このような斬新なサービスですが、提供会社は株式会社ブルーブレイズという、2019年8月に設立されたスタートアップです。
東大出身の都築さんという方が代表をされています。
会社立ち上げのきっかけは、パレスチナで出会った5歳くらいの少女とのエピソードだとか。
「インターネットも自動車もない昔よりも、現代は格段に便利な世の中です。でも、『ゆえに世界は良くなっている』と結論づけて本当に良いのだろうか? そんなことを考えながら混沌とした印象のパレスチナの街を歩いていると、道端で5歳くらいの少女を連れたお父さんに出会いました。立ち話をしながら、特に深い理由もなく『娘さんの将来の夢は何?』と聞きくと、さっきまでニコニコしていたお父さんがムッとした表情でこう言ったのです。『夢なんてあるわけないだろ。ここは戦場だぞ』と」
引用元:キャリア経験談を共有できるサービス「CREEDO」が事前登録を開始ー東大卒社長が「キャリアシェアという文化づくり」目指して起業
このやり取りを通じて、夢を語れる人=志を持てる人を増やしていきたいと思ったそうです。
自分の夢を持つには、何かのきっかけが必要です。
きっかけをつかむには、自分の属性・職種・境遇に近い人のキャリアを知り、何かしらのヒントを得ることが重要。
しかし、現状では、成功者や有名人などのキャリアはインタビューなどで広く知れ渡っていますが、もっと身近の等身大のロールモデルになる人のキャリアを知る機会がありません。
そこで、CREEDOというサービスを始めて、自分の身近な人のキャリアを聞けるようにしたんだとか。
この話だけでも非常にアツい人だというのが伝わってきますね!
転職サービスCREEDO(クリード)でできること
さて、そんなアツい都築さんがリリースしたCREEDOでできるは、下記です。
それぞれ解説します。
他の人にOB訪問して経験談を聞く
CREEDOでは、登録している方の中で、気になるキャリアの人がいたらその話を聞くことができます。
ちなみに、2021年3月時点で登録している方の所属企業は下記などで、700社以上とのこと!
これだけたくさんの会社の人が、以下のように話すテーマをあらかじめ設定しているので、その中から興味のあるテーマを選ぶことができます。
各経験談に書いてある金額が、支払う料金です。
料金は、話し手側で決められるので、無料のものもあれば、500円や1,000円程度のものもあります。
なお、登録自体は無料ですし、2021年3月時点ではテーマの半分以上が無料です。
さて、続いて例えば上図2段目の右から2つ目(おもしろそう…!!)を選択すると、以下のような画面に飛びます。
ここでどのような内容が聞けるのかの詳細がわかるので、聞いてみたいと思えば、申し込みボタンをクリックします。
すると、以下の経験談申し込みページに飛びますので、希望時間・希望形式・メッセージを入力して申し込みを行います。
記載のように面談時間は、30分と60分から選ぶことができ、面談形式は、ビデオ通話か対面かを選ぶことができます。
ただし、希望時間の選択肢は、話し手側が決められますので、30分のみの場合やビデオ通話のみの場合があります。
あとは話し手と聞き手で日程調整をして実際に面談を行います。
なお、このテーマ以外に聞きたいことがある場合は、詳細確認画面(2つ上の図)の下の方ににフリーテーマとして申し込むこともできます。
他の人からのOB訪問を受けて経験談を話す
先ほどと逆で、自分のキャリアの経験談も話すことができます。
転職活動を行う上では、あまりメリットにはなりませんが、料金設定次第ではお小遣い稼ぎにはなります(笑)
もし、ちょっと気になった方は、ぜひご自身の経験談も登録してみてください。
CREEDO(クリード)のOB訪問を転職活動に活用する方法
転職に活かせるのは、他の人の経験談を聞く方です。
実際に使ってみてわかりましたが、転職活動へは次のように活用できます。
転職先を考える参考情報として利用する
CREEDOで経験談を聞くことで、転職先を考える際の参考情報として利用できます。
話を聞いた会社の実態を知ることができるからです。
通常の面接などでは、社員の方は会社の人間としてきているので、なかなか本音を話すことができません。
一方、CREEDOでは、会社とは関係のないところで会話ができますし、ニックネームで登録もできるので、会社の実態を遠慮なく話すことができます。
これにより、内部の実態を正確につかんだ上で、ほんとにこの企業に応募するかのどうかを考えられるようになります。
志望動機の論理補強に利用する
CREEDOで聞いた経験談をうまく利用すると、志望動機の論理補強に利用できます。
例えば、以下みたいな感じです。
働いてある人に聞いたが御社での仕事では〇〇にやりがいを感じられると聞いた。
私は〇〇にやりがいと感じる仕事をしたいと思っていたので、御社に入社し、成果を出しつつやりがいを感じたい。
この〇〇に入る場所を経験談の中から聞くイメージです。
【例文付き】コンサル転職時の志望動機の作り方でも解説していますが、実際に働いている人の話を論理補強に使うと、面接官は反論しづらかったりしますので、オススメです。
【補足】リファラル獲得で転職活動が楽になる!?
経験談の中には、時々「メンバー募集中」というタグが張られている場合があります。
例えば下記です。
これは、その会社の人が、いい人だったら採用したいと考えている時に貼られるタグです。
このような人の体験談を聞いて、いいな・採用したいなと思ってもらえたら、下記のようなリファラルパスが届くそうです。
(実際に私がリファラルパスをもらったわけではないので、画像はCREEDOホームページより引用しています)
そうすると採用担当の方からメッセージをもらえるようになり、書類審査スキップや一次面接スキップになるかもしれません。
もし、自分の応募したい会社の人がメンバー募集中のタグを出していたら、一度話を聞いてみましょう。
ただし、リファラルパスを出した人をどう扱うのかは、その会社次第です。
大したメリットがない可能性もありますので、ご注意を。
CREEDO(クリード)へ登録しOB訪問する方法
最後に、こんな画期的なサービスであるCREEDOへ登録する手順を解説します。
1.CREEDOホームページにアクセスする
上記の「CREEDOホームページ」からでも、こちらからアクセスできます。
2.Facebookで無料登録・ログインをクリックする
2021年3月現在、Facebookと連携しないと登録できないみたいです。
その方がなりすましが減るので良いと思いますが、もし持っていない方がいればまずはFacebookアカウントから作りましょう。
3.氏名・生年月日・アドレスなどの基本情報を入力する
4.職歴・学歴などのキャリアに関する情報を入力する
これで登録完了です!
続いて経験談の入力ページが出てきますが、他の人の話を聞くのがメインであれば、経験談の入力は後回しにしても問題ありません。
経験談を検索するページに行けると思うので、さっそく興味のある話を申し込んでみましょう!
転職サービスCREEDO(クリード)のOB訪問を活用して理想のキャリアを歩もう
以上、いかがでしたでしょうか!?
CREEDOを使ってOB訪問を行うことで、転職を考えている会社の実態を把握できます。
あらかじめ仕事内容・働き方を正確につかんでおくことで、入社後のギャップをなくし、理想通りのキャリアを歩めるようになりましょう!